第3話


 朝学校に通学すると悪魔がやって来た。

悪魔は「おはよう、翼くん今日もこれから、お仕事なんだよ!」

翼は泣きそうになり「何で見えるんだよ?消えてくれよ!」と頼んでいた。

悪魔は「別に好きで、ついて来る訳じゃない、お前が俺を見えるから、いけないんだよ!」と言っていた。

翼は(あ~悪魔が見える時、誰かが死ぬ殺される)と嘆いていた。

通学の電車を待っていると隣に並んでいた中年の男が大柄の男に背中を押されて線路に落ちていた。

中年の男は「あー、誰か助けてくれー!」と叫んでいた。

僕は非常停止ボタンを押しに走っていた。

その瞬間中年の男は走って来た電車に跳ねられて死んだ。

グチャグチャのバラバラだ血も沢山飛び散っていた。

僕は気持ちも悪いが泣いていた。

(何で助けて、あげられないんだよ)

「ねぇ~悪魔いるんだろう?」

悪魔はゲラゲラ笑って「翼くん何で泣いているの?面白いじゃん?」

僕は「ねぇ~悪魔助ける方法はないの?」

悪魔は「何を言ってるの?お前俺は悪魔なんだよ?人を殺す、お仕事をしているんだよ、あいつはそういう運命だったんだよ!寿命なんだよ!」と怒っていた。

悪魔は「お前は天使が見えたら良かったのにな?」

僕は「あーそうだよ!天使が見えたら良かったのに何で寄りにもよって悪魔が見えるんだよ!」と悔しそうに泣いていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る