ため糞

今話は、タイトルでお分かりのように、う○ちの話です。

それはちょっと…という方はスルーして下さいね。


∷∷∷∷∷∷∷∷∷∷∷∷∷∷∷∷∷


うちのオカメさんは、相変わらず秋の抱卵中です。

まだ飽きた気配はありません。

……悲しい。




インコ達は通常、排泄物を体内に溜めません。

鳥は飛ぶ動物なので、身体を常に軽くしておく為に、必要のないものフンはすぐに出すのです。

その間隔は短く、一時間に三〜四回ほど。

日中より回数が減りますが、夜も排泄します。

個体差がありますが、大体、一日に五十回前後は排泄しているといわれています。



さて、そんな感じのインコのう○ちですが、抱卵期はひたすら卵を温める為、度々離れて排泄したりはしません。

この時ばかりは体内に溜め込み、卵から離れた場所で一度に出します。

いわゆる“ため糞”というものです。


その目的は、卵から度々離れない為、卵を汚さない為、糞の存在で外敵に巣の場所を悟られない為、などです。



うちのオカメさんも、一日に二度、ケージから出てため糞を出します。

通常五十回に分けられるう○ちを、二回に分けるわけですから、その量たるや…。


多い時は、五百円玉か!?というそのう○ち、うっかり肩でされた日には恐ろしい事態になります。

産卵期は含水量が多くなるので、それはもう!


え?

……被害にあったことがあるのかって?


ええ、まあ、肩から腰にかけて、滝のような(自主規制)……。




しかし、毎日オカメさんが立派なため糞をしてくれると、私はとってもホッとします。

鳥の卵は、う○ちと同じ肛門から産み落とされるため、万が一卵詰まりになっていたりすれば、ため糞を出すことが出来なくなる場合が多いのです。

いわば、立派なため糞を出せることは、元気であるひとつの証というわけで。



今日も今日とて、立派なため糞をぼっとん落としてくれたオカメさん。


おー、立派、立派!


ホカホカう○ちの前で、手を叩きたくなるおバカ飼い主なのであります。




※ 久しぶりに頭をカキカキさせてくれたオカメさんの写真を貼っています。本当に久しぶり…。

ため糞の写真ではありませんので、安心してご覧下さいませ(笑)。↓

https://kakuyomu.jp/users/karamitu/news/16817330667271192251

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る