二個目!

うちのオカメさんは、相変わらず秋の抱卵中です。


前話を投稿した時点で、本物卵一個と擬卵三個の、合計四個をお腹の下に入れて温めていました。

流石に四個揃うと集中して抱卵する気になったらしく、春と同じくしっかり母モードに入り、ケージからほとんど出てこなくなりました。

……寂しい。


ともあれ、最初に卵を産んでから一週間開いたので、これは擬卵での抑制が上手くいったと安心していました。


ところが…。




ちょっとケージから出てきて、ため糞(抱卵中はまとめてう○ちをします)をし、おやつの青菜を食べたオカメさん。


ウピ…。


ん?


ウピ ウピ……。


えええっ!? ラブコール!?


オカメさん、コタツの上でラブコールを始めてしまったのです!



通常、もう卵を産んで終わったら、抱卵期に移行するので外でラブコールを歌ったりはしないはずです。

体重は98グラム。

………増えています。

まずい、これはまだ卵を産むのではないか、と思いました。


奇しくも、寒波到来で急激に冷えると予想されていた日曜日(11月12日)の前日でした。

急いでヒーターとケージカバーを設置します。

発情が終わっていないのなら、発情を促すので温め過ぎは良くありません。

しかし、まだ卵を産むのなら、冷えは卵詰まりに繋がりかねないのです。


卵詰まりとは、文字通り体内で卵が詰まってしまう病気のことです。

原因は様々ですが、発病から悪化は早く、死亡率も高いのが特徴。

オカメさんに出来るだけ卵を産ませたくない理由の一つでもあります。



オカメさんに手の甲を噛じられながら、何とか設置完了。

日曜日はやはり冷えたので、湯たんぽも併用してケージ内の温度を上げました。


そして月曜日。

近況ノートを上げた一時間半後に、オカメさんは二個目を産んでしまいました!

わーんっ。



擬卵三個を合わせて、初めての五個抱卵。

時々抱えきれなくて、一つケージ内に転がっています。


オカメさん、もう抱えきれないからね?

これ以上産まないでね?


まだまだ油断出来ません。

引き続き、見守って行きたいと思います。




※ 近況ノートに、頑張って卵を温めるオカメさんを貼りました。二個目を産む前ですが…。↓

https://kakuyomu.jp/users/karamitu/news/16817330666827142867



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る