鳥の会話
生活していると、色々な場所で鳥の声を聞くことがありますね。
スズメの集団がチュンチュンと鳴いていると、何を話しているのだろう…なんて想像したりします。
鳥は、鳴き方やそのパターンから、仲間同士で意思疎通をしているといいます。
人間の会話とは、またちょっと感覚が違うのかもしれません。
うちのオカメさんは、時折外から聞こえる、様々な野鳥の声に反応します。
羽根をぺたんこにして身体を細くし、耳を澄ませるように動きを止めたり、時にはリラックスした状態のまま、冠羽を立てたり寝かせたりしながら様子を
一緒に鳴いたりはしないので、会話に入るわけではないのでしょうが、何となく感覚として分かる部分があるのかもしれません。
なぜそう思うかというと、オカメさん、カラスの声だけは怖いようなのです。
遠くで鳴いている時は反応しませんが、近くの電線や向かいの家の屋根などでカラスが鳴くと、大体ビクビクしています。
窓が開いていてとても大きく聞こえた時などは、小パニックを起こして飛び回り、私の肩に避難してくることも。
オカメさんは一度も外で暮らしたことはなく、カラスという存在を外敵としては知らないはずなのですから、その鳴き声で判断しているのだと思うのです。
それとも本能なのでしょうかね。
さて、そんなオカメさんですが、家の中で唯一、鳥として会話している時があります。
相手は私ではなく、なんとマグボトル。
家族が使っているマグボトルは、開ける時にキュキュキュッと音がするのです。
どうもそれが、オカメさんには仲間の声に聞こえるよう。
キュキュキュッと鳴ると、キュルキュルルルッと可愛らしく返事をします。
それは、私達家族に対して鳴く声とはまるで別物。
会話が成り立っているのか、いないのか。
不思議そうにしながらも、マグボトルに返事を返すオカメさん。
そうかぁ、仲間とはきっと、こんな風に会話をするんだね。
そんな風に思いながら、時々この様子を見守るのです。
※ 見返り美人のオカメさんの写真を、近況ノートに貼っています。興味のある方はご覧下さいませ。↓
https://kakuyomu.jp/users/karamitu/news/16817330663237545636
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