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>実際には世界各地では春分や夏至、冬至などを正月とすることが多かったんだ。
旧暦の正月は二十四節気の『雨水』、『冬至』の四つ後・『春分』の二つ前ですね。
元旦が、『雨水』の直前の新月だから、厳密には少し『立春』も少し入るけと。
物事には慣性的なモノが働き、気温変化も太陽の動きと少しズレて現れるから、
雪→雨に変わる頃合いを1年の始まりに選んだのは、これはこれで合理的だったのかな?
>大地母神は人間女性の母性的な特徴の中でも、さらに臀部や乳房がその再生産出の源泉と想像されたため、臀部や乳房を極端に誇張した母神像として偶像化されるわけだ。
天候不順な頃合いだと、逆に未経産婦を模った女性像が増える様ですね。
女性ならではのネットワークで(比較的豊作な地域の)親戚達に援助要請する関係から、との説明を見かけましたが、
そんなネットワーク云々だと別に経産婦でも構わないのでは?、と個人的にはちょっとモヤッとしています。
経産婦・未経産婦とで、太古の世界では役割分担が在ったのですかね。
(『母』だと厳しいけど、『娘』だと甘え易い、とか?)
>そして甘いメルスを食べる。
メルスがどんなモノか検索して知りましたが、『ウルクのメルス』と銘打って市販されてる所も在るのですね。
機会があれば購入して、作中世界をイメージしながら食べるのも一興かも。
期間限定だとダメですが、さて。
作者からの返信
感想いただきありがとうございます。
イランでは春分を基準に、フランス共和暦では秋分を基準に1年を定めるそうですが、二十四節気は古代の中国北方で成立した概念なので、必ずしもその他の地域の気候にあった表現になっているとは限らないのが欠点ですねw
おや、天候不順な頃合いだと、逆に未経産婦を模った女性像が増えるのは知りませんでした。
単純に食料危機のときは女性に妊娠出産しないでほしいという願いが込められtるのかもしれないですね。
はい、メルスなどを売っている店もちらほらあるようですね。
ふむ<(ーー; 冬越し麦の収穫を祝ってのお祭りというわけですね。
一般的な概念として、春先に播いて秋に収穫するものをイメージするけど、この時代、麦の2期作をしてると考えた方が理解しやすそうですね<(・・;
農閑期に狩猟採取。。。それで、生活が維持で来ると考えると、なかなか居住環境がいいところに在るということか。
もっとも、そのような地を選んで定住してるから、当然なのかもしれないが。。。
他の部族との接触等があまりないようだが。。。どうなのだろう?
塩湖まで歩いていくからには、それなりの距離を日常的に狩猟・採取として行動するものとみるが。。。他の部族、集落のものとの接触にあまり触れられていないところを見ると、定住する者のほうが少ないのだろうか?<(~~?
狩猟生活中心でもそれなりの人が出歩き、接触しそうなものではあるが。。。<(==;
まっ、外部のものとの接触が少ないということは、外来からの病気等の持込みがないということなので、衛生環境的には良いことなのだが・・・(^_^;)アハハ
作者からの返信
感想いただきありがとうございます。
ええ、この地域などでは春の野菜や豆・麦の収穫を祝ってのお祭りと秋のナッツやドングリ、果樹の採取を祝っての祭りがあることになります。
日本などでは、春先に稲の種を播いて田植えをして秋に収穫するのが普通ですが、この時代、麦の2期作をしてると考えた方が理解しやすいと思います。
飲水が普通に確保でき農閑期には狩猟漁猟採取で、生活が維持出来るので、エリコは古くから定住が進んだのだと思います。
他の部族との接触等があまりないというのは元々エリコ自体に小さな集落が吸収されているからですね。
なので秋の森林での採取以外では損アニタの集落の人間との鉢合わせはないと考えています。
それなりの人数を抱えられるオアシスがそんなに固まってはいないだろうと思いますし。