応援コメント

第60話 オアシスの泉やトイレを一度見直してみるべきか?」への応援コメント


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    このまま進むと、何れ上水が出来るのかな?
    ただ上水と下水とだと、歴史的には下水の方が先だったと記憶しています。

    人が集団で住んでいる時点で、湧水や井戸など水が確保出来る土地の筈で、
    そのため上水が必要となるのは、それらで足りなくるケースが主。
    綺麗な水を大量に必要とするので、
    結果使える水源が近場では確保し難くなり、工事も大規模化し易くなると。
    遠方から引いてくると、高低差を考慮する必要があり、ある程度測量技術も必要。

    一方下水は、扱うのが汚水なので排水路と兼用出来る上に、
    近場の川・堀・運河あるいは沈殿池などを終着点に出来るので、工事規模も比較的小さく済むと。
    そのため、7000年前にはメソポタミアの各地で既に下水は登場し、5000年前のモヘンジヨ・ダロのように(臭いものに蓋のノリで)暗渠化も早々に行われたと、
    そんな感じの認識です。

    上下水道共に、作中では暫く必要無いかもしれませんが、
    雨期の環境整備的な位置づけで、排水路くらいは先行で用意しても良さそうな気がしました。
    本格的な下水にするには、押し流すための水源が必要となり、そこそこ大変でしょうから、とりあえずは排水路と。
    あと次話から、赤土で水捌け悪そうでもあるし。

    作者からの返信

    感想いただきありがとうございます。

    はい、水は井戸を掘るか川に汲みに行くなりでなんとかなるけども排泄物の処理はそうも行かないので下水の整備のほうが実は古いんですよね。

    エリコの場合はヨルダン川の増水による街の水没を防ぐための土壁があるので下水の処理は結構難しかったりします。

    もっともメソポタミアなどの下水道は、その末端が都市の区域外まで延びておらず途中に沈殿池を設けて、最終的には地下浸透させていたようなので同じようなことは出来るかもですけどね。