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>しかし、林檎が取れていた頃とは気候も少し変わっているだろうということで、果実を干すことを再度勧めてみた。
気温が高く・湿度の低い地域は、ドライフルーツ作成に優位ですからね。
ドライフルーツ作成は史実の7000程前からの前倒しになりますが、
主人公は現代からの転移者なので、この程度なら知識チートとしてもアリでしょうね。
あとフルーツ絡みで前回のコメントから
>うーん、個人的にはゴリラなどの霊長類の主な食べ物は果実で糖分は十分に取っていたので、人間の脳が肥大した理由は肉食動物の食べ残しの頭蓋骨の中の脳や骨髄などを食べるようになったからだと思っています。
脳のエネルギー源はブドウ糖ですし、
スカベンジャーで骨髄を食していた頃はまだ脳肥大化は起きていなかったと思うので、
骨髄は『知識の実』候補から外れる、と個人的には解釈しています。
(脳による『情報処理の時間軸方向のさま』は、現生人類と他の霊長類とで異なる様ですが、その構造的相違の素地を『骨髄食』が生んだ可能性は有るかも?、とは個人的に妄想しています)
果物自体は、ブドウ糖供給源として使えるでしょうが、
その一方で、果物を主食にしてた頃は『脳肥大化の準備完了前』だったので、『知識の実』の座を逃した形になると思います。
脳肥大化のためには頭蓋骨の方も大きくなる必要が在りますが、咀嚼筋が発達し過ぎた場合その余地を潰してしまいます。
ゴリラなどが脳肥大化しなかった所以ですね。
絶滅人類の中には、パラントロプスなどの頑丈型猿人もいるので、
咀嚼筋の取り付け部が頭頂部から側頭に移り脳の成長限界が上がったのは、人類が草原に生息地を移した後の事になる筈です。
元々参考にした主張は、
上記や火の使用など、脳肥大化の準備が整った頃にブドウ糖供給源となったのが『焼き芋』だったので、『焼き芋』が『知識の実』の座を勝ち取った
といった図式みたいです。
時期が合わず、『早過ぎた』とか『間に合わなかった』といった形容が付くモノは様々在ります。
囲碁や将棋の類いでも、同じ場所に指すとしても、指すタイミングによっては意味合いが異なってきます。
『焼き芋』の話しも、そういった類いになると思います。
=-= 追記 =-=
次話では繋がる要素が無いので、こちらに追記しておきます。
ご指摘の遺伝的は、確かに脳肥大化の環境整備には重要な要素ですが、
その一方で、脳が飛躍的に大型化するのは火を使用しだした200万年前位から、ホモ・エレクトスの時代だったと思います。
脳容積の具合的な値は、グラフ読みすると次の様な感じみたいです。
・アウストラロピテクス・アフリカヌス:平均 約440mL(400程~500弱)
・アウストラロピテクス・ロブストス:平均 約520mL(400台後半~500台中盤)
・ホモ・ハビリス:平均 約640mL(500台前半~700台中盤)
・ホモ・エレクトス・エレクトス:平均 約880mL(600台中盤~1100台前半)
・ホモ・エレクトス・ペキネンシス:平均 約1040mL(700台前半~1300台中盤)
頑丈型猿人のパラントロプス・ボイセイだと、脳容積が450~600mLといった記述があったので、
これだと、ホモ・ハビリスよりやや劣るけと、バラツキの範疇に結構収まるとも言えそうです。
脳細胞のエネルギー源はブドウ糖で、
ブドウ糖供給が絶た場合5分程で脳細胞は死滅するといった話を聞きます。
ホモ・ハビリスの事例は、
バラツキの幅が広がっている辺りに成長因子の影響が見えそうですが、
その一方で、ブドウ糖供給が十分でなかった故に資質を活かしきれず、脳容積が猿人の範疇から抜け出せきれなかったのだと解釈しています。
あと紹介した『焼き芋』云々の話は、
『知恵の実』の実のイメージと、『脳肥大化の頃 のブドウ糖供給源』とを結びつけたものだと思っています。
なので、脳肥大化には色々な要因があったでしょうが、
ここでは『ブドウ糖供給源』以外の要因は、『素地』『準備』『資質』といったものに形容して、あえて外した次第です。
作者からの返信
感想いただきありがとうございます。
ええ、ドライフルーツ作成は最低でも史実の1000年以上前倒しになりますが、技術的に難しいことではないと思います。
問題は果実が成って熟してから雨がすぐ降り出してしまうことではありますが。
この程度なら知識チートとしても普通にできるでしょう。
うーん、脳容量が明らかに大きくなったのは240万年ほど前に出現したホモ・ハビリスからのようですが、彼らは石器を使って肉食獣の食べ残しの骨を割って脳や骨髄を食べたりしていたようですがまだ火を利用していたわけではないようなのですよね。
実際のところ人間の脳の肥大化にはARHGAP11Bという遺伝子の発現におうところが大きく、栄養の内容はそれを補助するだけでしかないようでもありますが。
実際にヒトにしか存在しない遺伝子であるARHGAP11Bを、非ヒト霊長類であるコモンマーモセットに遺伝子導入したらと脳容量が増えたようですしね。
まあ、脳の容量が大きくなるとデメリットも多くて常時エネルギー消費が増えてしまう、子供を未熟児として産まないといけない、瞬間的な判断力が落ち場合によっては脳がフリーズする等があるのですが、色や音の細かい判別や多量の過去記憶が可能になり大集団での行動ができるようになるというメリットの方がおおきかったようです。
まっ、隣近所の子の食の面倒を見たことで、今回作った料理<シチューやら、パイ包み>が集落に拡がることになる。。。でしょうねぇ~♬<(^^;コリャタイヘンダ(笑)
おもいのほか子供って、味にうるさいから。。。猶の事d(ーー 隣近所から作り方聞かれることが多くなると思いますよd(^^(笑)
あと、子供に関して、免疫が備わり機能し始める7歳くらいまでは、死亡率が高く無事育つことが少なかったことから、七五三という神社仏閣への参詣、感謝が日本では行われてたようですが。。。そちらの世界ではどうなのでしょうねぇ?<(~~?
環境衛生、医療技術、医薬品の発達で幼児未熟児医療やら小児医療も進展し、子供の死亡率が下がっている日本。
女性の出産年齢が上がり、高齢出産が社会問題化する一方で、未成年者の妊娠やら優生保護の名目での堕胎が盛んに行われている日本。。。それでいて、少子高齢化が進み国家経済、社会体制の根幹が歪みを増している日本。
なにかしら、ひとは思い違いしているのでは?特に未婚の女性に関して、社会経済的の側面ではなく、生物的責務を放棄して、好き放題、わがままにやって、出産に母子ともにリスクを負う高齢で出産しようとし、社会に経済的負担を求める・・・傲慢で思い上がっている輩が多くなっているように感じます。
しかも、面倒だとか煩わしいとかの理由で、親と同居しない核家族化が進行・・・。こどもの食事に関しても、手抜き、躾もできない親ばかリが増え、就学時に問題行動を起こす子供が増え、その責を学校や制度に押付け、親としての責任を放棄した親が存在する。迷惑この上ない。・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ
大学生にもなって、その常識が欠けた者がアルバイトで入った飲食店で食テロを起こし、飲食店企業の経営を圧迫。未成年だから。。。を言い訳に損害賠償を忌避している有様。<(==;
ふたたび子供の面倒を次世代を担うこどもを隣近所、地域で護り見守り育てるような時がくるのか。。。心配ですね<(==;
結局、隣近所、地域に住まう者の信用・信頼関係が希薄になり、海外からの移住者が多くなった関係もあって、失われた、欠いたことがここまで歪ませたように思えますね。
作者からの返信
感想いただきありがとうございます。
たしかに、隣近所の子の食の面倒を見たことで、今回作った料理のシチューやら、パイ包みの作り方を教えるようせがまれるでしょうねw
基本的にそこそこ成長するまでは他の子供と一緒に遊ばせるということをしていなかったり、名前をつけていなかったりするあたりに伝染病を移させない配慮とか、死亡率の高さが出ているようにしています。
参考はアイヌ文化ですけどね。
本来の姿に家族や子育て二関してが戻るようにならないとまずいとは思うんですけど、現状では難しいでしょうね。
誤字報告です。
「【あ】なかいっぱー」
⇩
【お】
シチューもどきが流行る予感❗
窯があるならある程度の大きさの肉をローストする事もできますが、ローストした肉を薄く切れないしタレも作るのが面倒だから無理かな❓(^_^;)
鉄器を作れれば話は早いけど、この時代だと無理だし。
頑張れ、としか言えない( ̄▽ ̄;)
作者からの返信
ご指摘いただきありがとうございます。
誤字は訂正しました。
肉を焼くだけだと旨味が垂れ落ちてしまいますが、シチューにしたりパイ包み焼きにすれば旨味を逃さないですみますからね。
アヒルは居るので北京ダックもどきを頑張れば作れるかもしれませんが、調味料の類が殆どないというのが最大のネックですね。
実際に鉄が有るとないのではだいぶ違うんですよね。