応援コメント

第36話 フルーツは美味しい、菓子は甘い」への応援コメント

  • 誤字報告です。

    果実というのは基本的には痛みやすいのだが、糖度が高いものは干してさらに糖度を上げると砂糖漬けや【街】蜜漬けと同様に腐りにくくなるからな。
     ⇩
    【蜂】

    ナツメヤシのシロップはメープルシロップに近く蜂蜜や砂糖の代用【心】として古くから甘味を得るために使われているのだ。
     ⇩
    【品】




    お菓子について。
    お菓子というか焼き菓子は、「小麦粉を練って焼く」ものです。
    この「小麦粉を練って焼く」はパンが最初で、小麦が豊富で余剰が出るくらいにならないと食事以外のものを作らないのでは❓と思います。
    そしてパンは今のような発酵したものではなく無発酵の平焼きパンがルーツ。
    その平焼きパンを調べたら、

    『無発酵パンの誕生~古代エジプトで生まれた発酵パン
    パンが初めてつくられたのは、紀元前6000~4000年ごろ。小麦の栽培がはじまったメソポタミア流域のあたりだとされています。小麦などの穀物を粉にして水を加え、薄くのばして焼く、平たい無発酵パンが最初でした。(以下略)』
    (教えて!小麦ごはん
    https://delsole-komugigohan.jp/komugigohan/bread/genealogy.html より)

    とありました。
    紀元前6000〜4000年頃というと、今から8000〜6000年前という事に。
    つまりは約9500年前だと平焼きパンすらない事になるという事実に、私もびっくりしました。
    なので、小麦を粉にして平焼きパンを作る知恵も、パン焼き用の竈もみんなアキラが教えて広めた事にしないと(^_^;)

    そして小麦粉を練って焼き、食事以外で食べるおやつを作った事、一般的な呼び名は「焼き菓子」という事も、アキラが発明した事にしないといけませんね(^_^;)

    つまりはリーリスはともかく、今日初めて姑と小姑に披露される焼き菓子は、名称すら二人は知らない事にしないとおかしいです。
    もちろん、今後作る予定の干し果物に関しても、そうやって干す事で長期保存が利く様になる事を、長であるマリアに教えないといけないかと(^_^;)

    ホント、細かくてすみませんm(_ _)m

    作者からの返信

    ご指摘いただきありがとうございます。

    誤字は訂正しました。

    パンの歴史についてはメソポタミアよりエリコのほうが古く、初めて焼かれたのは、紀元前8500 年ごろつまり10500年ほど前の新石器時代にまでさかのぼれるようです。

    パン焼窯の方は初期は小麦やドングリの粉を練って棒に巻きつけて火で炙るものだったようですが、やがて熱した平らな石の上に置いて焼くようになり、地面に開けられた穴によって熱を閉じ込めるようになり、やがて粘土を使ったアースオーブンになって、それが石窯になっていったようです。

    たしかにおやつとか焼き菓子とか水菓子という言い方はまだなくって本来意味が通じないでしょうけども、そもそもアキラは現地の言葉を話しているわけではなくって何故か完全翻訳されて意思疎通できるというやつなので、細かいところはなんかおかしいと思っても通じてると思ってください。

    でも干し果物に関しては、そうやって干す事で長期保存が利く様になる事を、長であるマリアに教えたほうが良いでしょうね。

    魚は干していたのにフルーツはなぜ干さなかったのかかといえばフルーツが実ってすぐに雨季が来てしまうからなのでタイミングが悪いと腐らせてしまいますけども。


  • 編集済

    >林檎は色々体に良いので食べられないのはちょっと残念なんだが無いものはしょうがない。

    聖書の舞台となる地だけに、『知恵の実』のイメージが強い林檎が無いのは、その面でも残念ですね。
    ちなみに、人類史の面から『知恵の実』を求めると、いわゆる『焼き芋』になるみたい。

    火を使うようになった人類が、地下茎や根を焼いて糖質を得ることで、脳肥大化の可能性を得たから
    といったのか理由だとか。
    (たんぱく質→糖質の変換は効率が悪いので、肉食だけだと脳肥大化は厳しいみたい)

    『知恵の実』=『焼き芋』とは、ちょっとロマンの欠ける図式ですが。

    作者からの返信

    感想いただきありがとうございます。

    残念ながら気温の関係でエリコ周辺では林檎は手に入らないですね。

    うーん、個人的にはゴリラなどの霊長類の主な食べ物は果実で糖分は十分に取っていたので、人間の脳が肥大した理由は肉食動物の食べ残しの頭蓋骨の中の脳や骨髄などを食べるようになったからだと思っています。

    まあ、その他にも色々理由はあるとは思いますけどね。


  • 編集済

     血族、親族で集落を構成していることで、身近に歳のいった親が在るわけで、幼少のこどもの養育やら生活の智慧などの伝授がなされ絆・結びつきの強さがよくわかる。
     高齢者=生残った知恵者の意味合いが強いから、生残るための生活の智慧を個々にもち、何か困ったことや天候気象に関する記憶の伝承者という立ち位置が在り、若い世代の相談役・指導役ってこともあり尊敬され尊ばれてもいたのだろう。
     邪魔者扱いされることが多い現代とは隔世の感がありますね<(~~;

    作者からの返信

    感想いただきありがとうございます。

    はい、実の子供だけでなく他人の乳児に対して乳母として乳を与えあうことも昔は普通に行われていたので、集落そのものの結びつきはかなり強かったように思います。

    核家族化は政治の失敗の最たるものの一つだとも思いますね。

  • そして【リリーリム】も聞く。

    【リリーリム】⇒【リーリム】

    面白い、頑張ってください!!

    作者からの返信

    ご指摘いただきありがとうございます。

    誤字は訂正しました。