第4話 コア数
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■ コア数 ■
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📢 ここでは文字「𝓐」と文字「𝓑」を任意の「文字列」とする。
■コア数の定義
📌 任意の番地のPᵪ²の有限個の和で到達できない数のうち𝓨ᴼᴹᴱᴳᴬの要素である数がコア数である。
■コア数の表記の構成「𝒜表記」
コア数はℬ表記で記述される。そのℬ表記を構成するために、まず𝒜表記を構成する。𝕊₇を文字列⁅ Pᵪʷ ⁆と文字「,」のみからなる文字列の集合とし、写像ℳ₇を以下に定義する。
🍊
ℳ₇:ℤ₊→𝕊
𝐚⟼ℳ₇[𝐚]
ℳ₇[1] = ⁅Pᵪʷ⁆
ℳ₇[𝐮] = ℳ₇[𝐮-1],⁅Pᵪʷ⁆
🔰展開例
・ℳ₇[4]=
ℳ₇[3],Pᵪʷ=
ℳ₇[2],Pᵪʷ,Pᵪʷ=
ℳ₇[1],Pᵪʷ,Pᵪʷ,Pᵪʷ=
Pᵪʷ,Pᵪʷ,Pᵪʷ,Pᵪʷ
📌 𝒜表記は、ℳ₇の値域の任意の要素を𝓐としたとき、必ず(𝓐)に該当するような、「0」「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」「(」「)」「,」のみの支持体から成る文字列である。この𝒜表記の「Pᵪʷ」は自在である。また、その「Pᵪʷ」のある部分を「項」と呼ぶ。
🔰𝒜表記の例
・(3,3,3,3,3,3) ⭕️
・(3,3,3,3,3,) ❌
・(,3,3,3,3,3) ❌
・(3,,3,3,3,3,3) ❌
■コア数の表記の構成「ℬ表記」
・𝒜表記であるような(𝓐)を「(𝓐’)₀」もしくは「(𝓐)₀」と置く。
・この「(𝓐’)₀」と「(𝓐)₀」は自在である。
・(𝓐’)₀の項の要素は「Pᵪʷ」である。
・(𝓐’)₀の項の個数が2個以上のときに限り、その任意の項が持ちうる要素を以下のように拡張する。
❶ Pᵪʷ
❷ (𝓐)₀の有限個の和
❸ (𝓐)₀とPᵪʷとの有限個の和
・記号「𝓐」の示す情報体の支持体は「0」「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」「(」「)」「,」に拡張される。それら項にある数は全て自在である。
・これを「(𝓐)₁」と命名する。
・このとき任意の(𝓐)ᵨを考える。任意の(𝓐)ᵨとは、(𝓐’)₀の項の個数が2個以上のときに限り、その任意の項が持ちうる要素を以下のように拡張したものである。
❶ Pᵪʷ
❷ (𝓐)ᵨ₋₁の有限個の和
❸ (𝓐)ᵨ₋₁とPᵪʷとの有限個の和
📌 ℬ表記は、全ての「(𝓐)ᵩ」であるような記号「𝓐」の情報体の集合を「𝓑」の記号で示すのであれば、必ず(𝓑)に該当するような、「0」「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」「(」「)」「,」のみの支持体から成る文字列である。
■コア数の表記の定義
📌 コア数の表記はℬ表記である。
🔰コア数の例
・(3,(3,(3)(3))) ⭕️
・(3,(3)(3)) ⭕️
・(3,(3)) ⭕️
・((3)) ❌
■項の番号
𝕊₈を文字「,」と文字「第」と文字「項」と正整数の「十進記数法」のみからなる文字列の集合とし、以下の写像ℳ₈で、コア数の項に正整数の番号をふる。これは定義などの利便性を高めるための定義である。
🍊
ℳ₈:ℤ₊→𝕊₈
𝐚⟼ℳ₈[𝐚]
ℳ₈[1] = 第1項
ℳ₈[𝐮] = 第𝐮項 , ℳ₈[𝐮-1]
🔰展開例
・(ℳ₈[4])=
(第4項 , ℳ₈[3])=
(第4項 , 第3項 , ℳ₈[2])=
(第4項 , 第3項 , 第2項 , ℳ₈[1])=
(第4項 , 第3項 , 第2項 , 第1項)
📌 あるコア数を(ℳ₈[𝐚])と記したとき第𝐚項となる項を最終項と呼ぶ。
■コア数の番地の定義
📌
・如何なるコア数も番地を持つ。
・任意のコア数(𝓑)の番地は、その(𝓑)の第1項にあるPᵪʷの番地と同じである。
・任意のコア数(𝓑)の番地は、その(𝓑)の第1項にあるコア数の番地と同じである。
■基底数
📌 如何なる𝐱番地のコア数(𝓑)も「𝐱番地の数」が基底数である。このとき(𝓑)の「基底の番地」は𝐱番地である。
📌 あるコア数(𝓑)の基底数が𝐱番地であれば、(𝓑)の項にある数のうち最小の番地の数は基底数である。
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■ コア数と加法 ■
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■(𝓑)と素冪数の和の表記
📌 如何なる(𝓑)の和も単純並列で表す。
📌 如何なる(𝓑)、または如何なる(𝓑)の単純並列とPᵪʷとの和も単純並列で表す。
ただし、
{𝓒...(𝓑)} + Pᵪ¹ 〓 𝓒...(𝓑)
とする。
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■ コア数の構造と項 ■
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■コア数の「構造」の定義
📌
・任意のコア数「(𝓑)」の、コア数として許容される如何なる文字列「𝓑」も任意のコア数「(𝓑)」の構造である。
・任意のコア数「(𝓑)」の、「(𝓑)」と「加算の関係」にある如何なる数も、「(𝓑)」の構造には含まない。
・任意のコア数「(𝓑)₀」を構造に持つコア数「(𝓑)ᵨ」があるならば、「(𝓑)ᵨ」の構造の、「(𝓑)₀」以外の如何なる構造も、「(𝓑)₀」の構造には含まない。
■コア数の「項」の定義
📌
・任意のコア数「(𝓑)」の、「(𝓑)」の構造にある如何なるコア数の項も、「(𝓑)」の項に含まない。
・任意のコア数「(𝓑)」の、「(𝓑)」と「加算の関係」にある如何なるコア数の項も、「(𝓑)」の項には含まない。
・任意のコア数「(𝓑)₀」を構造に持つコア数「(𝓑)ᵨ」があるならば、「(𝓑)ᵨ」の構造の、「(𝓑)₀」以外の如何なる構造にある項も、「(𝓑)₀」の項には含まない。
■「項」と「構造」の差異
📌
・「(𝓑)」の構造にあるとは、「(𝓑)」の文字列の要素として存在するという事である。
・「(𝓑)」の項にあるとは、「(𝓑)」の構造にある全ての項のうち、「(𝓑)」の構造にある全てのコア数の項以外の項にあるということである。
📢 コア数の「構造」と「項」の大きな違いは、(𝓑)の文字列「𝓑」に含まれる如何なる項も(𝓑)の構造だが、文字列「𝓑」に含まれるすべての項が(𝓑)の項とは限らないことである。例えばコア数(27,3,3,3)は4個の項を持ち「27」は第4項に存在する。この第1項の値を「3」から「(9,3)」に拡張してみる。
・(27,3,3,3)
・(27,3,3,(9,3))
このとき(27,3,3,(9,3))の項は4個のままであり「27」は第4項に存在する。第1項にあるコア数(9,3)の項は(3,3,3,(9,3))の項として数えない。しかし「9」のある(9,3)の第2項は(27,3,3,(9,3))の構造である。
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■ コア数の基本形 ■
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📌 如何なるコア数(𝓑)も、ある最小の𝐱番地の数を項に持つのであれば、第1項は必ず𝐱番地である。
📌 如何なるコア数(𝓑)も、第𝐮項に基底数よりも大きな番地の数があるのであれば、第𝐮+1項にある数は基底数である。
📌 如何なるコア数(𝓑)も、最終項は基底数である。
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■ 付帯コア数 ■
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■付帯コア数の定義
📌 付帯コア数は、第1項以に「基底数ではない数」の存在を許容した表記であり、あるコア数の構造の一部であり、単独では一意な基本列を持たない。
以下、任意の付帯コア数を ᴱˣ(𝓑)と記す。
■付帯コア数の番地
📌
・ 任意の付帯コア数「ᴱˣ(𝓑)」の番地は、その「ᴱˣ(𝓑)」の第1項にあるPᵪʷの番地と同じである。
・ 任意のコア数「ᴱˣ(𝓑)」の番地は、その「ᴱˣ(𝓑)」の第1項にある付帯コア数の番地と同じである。
■付帯コア数の基底数
📌 如何なる𝐱番地の付帯コア数「ᴱˣ(𝓑)」も、「ᴱˣ(𝓑)」を構造に持つ最短のコア数の番地が基底数である。
📌 ある付帯コア数「ᴱˣ(𝓑)」の基底数が𝐱番地であれば、「ᴱˣ(𝓑)」の項にある数のうち最小の番地の数は基底数である。
📌 如何なる付帯コア数「ᴱˣ(𝓑)」の番地も、その「ᴱˣ(𝓑)」の基底数より大きい。
■付帯コア数の芯
📌 ある付帯コア数「ᴱˣ(𝓑)」の「芯」とは、その「ᴱˣ(𝓑)」の番地を決定する素冪数「Pᵪʷ」である。
■付帯コア数の単純並列
📌 未定義である。
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■ 付帯コア数の基本形 ■
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📌 如何なる付帯コア数ᴱˣ(𝓑)も、ある最小の𝐱番地の数を項に持つのであれば、第1項は必ず𝐱番地よりも大きい。
📌 如何なる付帯コア数ᴱˣ(𝓑)も、第𝐮項に基底数よりも大きな番地の数があるのであれば、第𝐮+1項にある数は基底数である。
📌 如何なる付帯コア数ᴱˣ(𝓑)も、最終項は基底数である。
📌 第1項が𝐱番地の時、第1項よりも項番号の大きな項に𝐱番地以上の数が存在するなら、それは素数か付帯コア数である。合成数やコア数についてはAct.3.7.Gargantuaでは未定義である。
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