第3話 名無しの女子高生、精神年齢は俺より上!?

「私は17歳、キミは?」


いきなりキミかよっ!

「八束孝(やつかたかし)19歳だけど?」


2歳下か・・・。

 抵抗はあったが素直に答えられた。

「あ、そう宜しくね、キミ可愛いね、誰を誘おうか、迷ったけど、キミにしたわ。優しそうだったから・・・。」


真っ直ぐ俺を見詰めて言葉を絡める。

名前、聞くのを忘れていた。

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