第2話まじで俺!?

連れの彼女?誰だか不明だった。

 馴れ馴れしくも俺の右手を握ってホールの中央に誘導された。

 今思えば彼女とは濃厚に接触していた。

ミラーボールがきらびやかなマーブル模様のイルミネーションを壁伝いに這わせていた。

  すっかり暗闇だが蛍光に映し出された彼女の輪郭と表情が分る程度で、チークタイムにぎこちないが俺と彼女がダンスホールの中央から浮いていた。

静かでアダルトな曲がカップル達を包む様に流れていた。

 セーラー服のコスプレ?

コスプレをした少女と駆け出しの遊び人風、若いサラリーマンだ。


マジで俺・・・。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る