55 ゴブリン騒動3
工房に帰ってゼペック爺さんに危険な状態だから気をつけた方が良いと忠告するキル。
「キングゴブリンが発見されるとは珍しいのう。」
呑気な事を言うゼペック爺さんである。まあ街までやってきたら大変だが、そうでなければゼペック爺さんには危険は無い。呑気にもなろうと言うところだろう。
キルも気を取り直してスクロール作りを始める。
紋様鑑定、オートターゲット、詠唱省略、、、、オートターゲットと詠唱省略を試しに使ってみる。アーツが身についたような気がする。
気がする程度の微妙な感覚だけにケーナもクリスも気付かなかったのだろう。アーツの生えるのを待ち望んでいるものならば気づくはずだが彼女達はそれほどアーツに飢えてはいなかったと言うことか。
このアーツは人気が出そうだし売れそうな気がするのでたくさん作っておこうと思う。その点紋様鑑定は売れそうに無い。
オートターゲット、詠唱省略を5個づつ作った。これで魔力を260消費したはず。
魔法回復薬を飲んで魔力を200回復、あと5個ずつ作って10個ずつにする。
攻撃力強化と防御力強化のスキルスクロール10個づつ作り薬をここまで3個
4個目の薬を飲み魔力200 これで中級魔法のハイヒールの魔方スクロールを10個作ろうとする。
ハイヒールのスクロールを作り出し3個目のスクロールを作っている時、身体に大量の魔力が満たされてゆく感じがした。この感覚はスクロール職人のレベルが上がった時の感覚である。
これはステータスを確認した方がいいなと思いキルはステータスのスクロールを使った。
ステータス
キル 人族 14歳 討伐経験値 479 討伐レベル 47 (9/10)
職業(ジョブ) 上級スクロール職人 レベル101 (1/10 スクロール作成経験値 1001)
初級剣士 レベル41 (5/10 剣士討伐経験値 405)
(中級剣士星なし未開放)
初級盾使い (中級星無し未開放)
レベル21 (3/10 盾使い討伐経験値 203)
初級魔術師、聖職師、槍使い (中級星無し未開放)
レベル12 (2/10 。。。討伐経験値 112)
HP 154/154 :(100+10 )× (14/20) +47+30
MP 1154/1274 :(100+10 )×(14/20) +47 +50 +100 +1000
EP 1154/1274 :(100+10 )×(14/20) +47 +50 +100 +1000
回復能力(HP、MP、EP) 休憩 1時間で1/5回復
睡眠 5時間で完全回復
攻撃力 147 : 100×(14/20) +47+30
防御力 147 : 100×(14/20) +47+30
腕力 147 : 100×(14/20) +47 +30
知力 1247 : 100×(14/20) +47 +30 +100 +1000
器用さ 2337 : 100×(14/20) +47 +20 +200 +2000
素早さ 137 : 100×(14/20) +47 +20
走力 127 : 100×(14/20) +47 +10
耐性 物理 レベル1
毒 レベル1
ギフト(才能) スクロール職人⭐︎7
ジョブスクロール 剣士⭐︎1 盾使い⭐︎1
魔術師⭐︎1 聖職師⭐︎1 槍使い⭐︎1
習得スキル 魔法 クリーン ストーンショット(土) ファイヤーボム(火)
アーツ (剣士)飛剣撃鎌鼬
索敵 攻撃力強化 防御力強化 腕力強化 素早さの強化
紋様鑑定 オートターゲット 詠唱省略
やはり上級にレベルアップしていた。そしてMPとEPが1000づつアップしている。
なんて事だろう。これがもし戦闘職で上級になれたならHPが1000越えに違いない。
だが魔術師なら、たぶん魔法の威力は知力に依存するはず。なぜなら魔術師のジョブを得た時に知力の加算が大きかったのだから。
剣士よりも魔術師として戦った方が強いかもしれない、、、。
それは良いとして上級スクロール職人になったのでジョブスクロールを作れるかもしれない。これの方が気になる。ゼペック爺さんは作れなかったと言っていたが、良い魔石を使えば作れるかもしれない。試してみるべきだ、、、とキルは思う。
そしてハイヒールを残り7つ作る。
魔力が1000増えたぶん何かスクロールを作らねば魔力が無駄になる。
魔石の粉を作るのも一苦労だがライガーの魔石を粉にする。
ストーンショット、ファイヤーボム、ヒール、鎌鼬、兜割のスキルスクロールを10個づつで1000MPを使い今晩のスクロール作りがほぼ完了。
今日は中級スクロール職人の作れるスクロールをMP2060を使ってスクロールを103個作ったのだった。まだ14MP残っていたのでMP10を使って作るステータスのスクロールを作り最後にした。これでもうスクロールを作れるほどMPは残っていない。
これが売れれば凄いのになあと思うキル。在庫の山ができていた。
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