18 進化の系譜 ──監視サイド その7──
T氏の家に侵入者が……。取り敢えず取り押さえることには成功するが、一体何故……こんな不審人物が?
取り敢えずふんじばったので後でゆっくりと吐かせることにしよう……ウフフフフ♪
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──招かれず客人2──
先日の不審者は上の組織で与かると聞いてちょっと消化不良気味だった。まぁ……余計な仕事は無いに限るけど……と思って監視作業をしていたら不審者再び!
「あらまぁ……とうとう誘拐犯が現れたのね……先日のは物取りみたいだったけど」
なんてゆっくりしてられない。口を布で抑えてるからクロロフォルムか何かで気を失わせてから誘拐するつもりよね?
「エマージェンシー!」
……と、一言叫んでから出る。
ガタガタッ!
すぐに2人程が立ち上がる。
「急ぐよ!?」
「「応!」」
そして誘拐犯ということもあり、いつもの装備にスタンガンを用意した。見た目は警棒だが、その先端に電極が付いている……更に、
ジャキーン!
……と延ばせば30cm余りの警棒が、80cmの簡易槍となる。
「ふっ……あたしのスタンジャベリンが火を噴くぜ!」
「冗談いってないで……行きますよ?」
「あーはいはい……」
準備を終えた他の監視員が冗談いってたら突っ込んで来たので、軽く応えて出動する……
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●ンダムジャベリン!(それ違う)
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