06 進化の系譜 その6
町内会費を徴収しに来たので支払った。そしたら町内に「シルバーブロンドのハーフ美人」が居るっていう噂が
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──いやまぁ……外に出なくていいからいいんだけどね?──
「……
寒いので空気中の水蒸気に手を加えて暖かい空気で埋め尽くす……。別に
ザワザワ……
外から何か気配が……しかも複数。2階ベランダのガラス窓以外は曇りガラスか模様ガラスなので中を見ることは不可能なんだけど……
ダンッ!
ダダダダ……ガタガタッ!
2階から足音。それも複数……泥棒?……それとも強盗かな……
(仕方ないなぁ……)
ちなみに現在2階は使用していない。自分しか住んでないので1階だけ使えれば問題ないからだ……
「……
これは対象は何でもいい……但し、水が付着可能な物質に限るけど。……表面の
すてーんっ!
ごろごろ……がっ!
「痛ぇっ!?」
何人かの侵入者が2階の元両親の部屋で滑って頭部をぶつけたらしい……コミカルな擬音が聞こえる。
「……2階は仏壇があるのであんま荒らして欲しくないんだけどな……」
取り敢えず借りてるガラホ(ガラケー型スマホ)を取り出し、まずは町内会の町内会長に電話する。いや……T(俺のことだけど)が行方不明ってことにして(他に理由が思いつかなかったし)……そしたら心配したおばさんが色々と……ね。お陰で、
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説明不可能な事態に陥ったからこそ、どうしようもないってことの典型ですな(苦笑)
※落ち着いていても、説明できないったらありゃしない……(下手したら頭が不自由な人と思われ兼ねない……いや、水しか摂取してないのに生存してる時点で人間か怪しいのだけどもっ!)←力一杯力説してもどーしょーもない(苦笑)
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