第十三話
私は
「ふっ。まさか二人とも
二人は反省しながら答えた。
「うん。僕、夏休みに入ってから、小型のゲーム機にハマっちゃったんだよ~。ついつい
「お前もか、俺もだ。俺はスマホのゲームにハマってるんだ。実は宿題も、あんまりやってないんだ……」
私という夏休みの
「まあ私も夏休みに入ってから図書館で読みたかった本を読んでるんだけど、夜更かしなんかしないわよ! おーほっほっほっ!」
すると
それから私たちは、マイクロバスに乗り込んだ。
萌乃先生は中学生や高校生の男子から、
「夏休みの敗者のあんたが、暫定勝者の私にからんでくるとはいい
ふと見ると何とか萌乃先生に近づいて遊びたい
昼食は、持ってきたお弁当を食べた。
「おい! お前たちに、良い物を見せてやる!」
私はとても
「良い物?」
翔真も不思議そうな表情で、首をかしげた。
「え? 何それ?」
宗一郎は、笑って言った。
「いいから、ついてこい!」
私と宗一郎と翔真は、サンダルを
「皆、気を付けて行ってくるのよー!」
そして急に走り出した宗一郎に、私と翔真はついて行った。良い物って何だろう?
夏の
「おい、大丈夫か?」
「
私は、何とか答えた。
「うん。大丈夫みたい……」
それでも宗一郎が心配そうに、聞いてきた。
「おい、ケガとかしてないか?」
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