アラカルト20

小林飛翔(Al)

銃が消えない

2022年7月8日、内閣総理大臣が奈良で倒れる。


安倍首相を悼み、スポーツ新聞では一面に特集を載せていた。


容疑者と教会。


このつながりで、一つの宗教団体が打撃を受けた。


ただし、人の心の闇は深くそこに国政、宗教団体という、絶体にそれぞれ単体でも意見がまとまるはずがないベクトルが交差している。


時が全てを解決するというよりも、こんな惨事は忘れるはずがない。


浮き彫りになる、どこにでもあるが知られたくないこと。


それを暴かれられると人は悪魔になる。


誰だって、人は悪魔だろうという人の確かな共通認識がもう収まらないのだ。

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