140文字小説05 「帰宅」

「ただいま」ドアを開けて旦那が帰ってくる。私はおもいっきり彼の胸に顔を埋める。鼻につくへんな匂い。やっぱりこの人、外に女がいるんだわ。私は彼の腕を甘噛する。怪我しないぐらいに弱く、反省を促すぐらいに強く。

「やっぱり犬はいいなぁ」旦那は私の頭をなぜる。


※この話はうさぴょん名義でtwitterに発表したものと同じものです。また同じ話をnoteにも投稿しています

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