第6話 読んでほしい年齢層も意識する。
これは簡単に言えば男性に読んでほしいのか、女性に読んでほしいのか、学生さんに読んでほしいのか、中年と呼んでいい年代に読んでほしいのか
そのあたりをしっかり意識する必要があります。
とはいえ私自身も他人のことを言えた義理では無いのですがね(笑)
そもそも転生して成り上がるというのは、簡単に言えば既に現実をしっかりと見定めた年代が夢を抱く物語ということになります。
逆に「S〇O」などは学生さんが困難に対して持ち前の知識で立ち向かってヒーローとなる姿を描写していますから、同じ年代の人は自己投影しやすくもなります。
ということは、おっさんが転生して若くなって、無双するっていう物語は若者にはウケにくいってことですね。
だって若い世代がおっさんの気持ちを理解できますかね?
できなくはないですが共感することは難しいと思います。
この作風を選んだ方はその時点で若者世代の読者をある程度切り捨てる覚悟が必要になります。
逆に最初から中高生である主人公を描写するなら、自分の若かりし頃に何を想像してたのか考えて見る必要があります。
ぶっちゃけ言えば、ハーレムという点を除けば蓮司君物語は私自身の苦難なども描かれた作品ともいえます。
現在の中高生と昔の中高生が全く同じというわけでは無いので、全員にウケるかはわかりませんが、少なくとも共感できる可能性を高めるという選択肢にはなるわけですね。
簡単に言うと私自身が中高生時代モブEだったというわけです(笑)
モブA・モブB・モブC・モブD・モブE・・自分の立ち位置そんなもんでした(笑)
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