第5話 コピー作品は扱いに注意

劣化コピーでも良いが、完全なコピー品はダメです。


例えばスライムに転生したけど、どんどん強くなっていくコピー作品を見かけましたが、これはかなり厳しくなります。


理由は言うまでもなく、それだったら「転〇したらスライムだった件」という大ヒット作を読んだ方が良いという結論に至ってしまうからです。


そのほかVRゲームがデスゲームになりました的な物語も、

それならば「S〇O」を読めばよくなってしまいます。


なので大ヒット作のコピーを作り上げたところで、読者にとってみればコピー品でしかないのです。

ではどうすればよいのか。


ここが作者の感性が問われることになります。

大ヒット作を始めとし、さらに類似の作品が生み出されていく中で、

多くの人が「私はこういう設定の作品が読んでみたい!」という考えがあると思います。

ならばそれに沿った形にすればいいのです。


正直に言ってしまうと、私の蓮司君物語もその発想になっています。

成り上がり・ざまぁ(・人によってはハーレムもか?)の要素がある作品が読みたい。


だけど成り上がり連続で、問題が発生しても何の困難もなくその問題を解決していく物語は読み飽きた。

だから問題が発生し、限られた手段の中で、主人公なりに解決の糸口を探していく。

そして最終的に問題を解決し成り上がっていく。

その作品を自分自身で作って読んでみたい。


そんな欲望のもとに生まれたのが、私のど素人処女作というわけです。




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