第15話 さらなる拘束 重なり合う2人
巻き付けるのは足だけに留まらず、だんだんと体の上の方へと上がってくる。
足を沙織に密着させる形で巻き付けられていて気づいた。
極太の擬似ペニスが私の中へジワジワと侵入を始めている事に。
それに気づいた時はもう遅かった。
太もも辺りを巻かれている時点で、私にはもう限界と思われるところまで極太のペニスが侵入していた。
私と伊織を密着させるように巻き付けているおそらくラップ、音でなんとなくは気づいていた。
そんなことよりも、もうこれ以上はやめて欲しい。
私の願いは届かず、極太の擬似ペニスは私の中へ全て収まる形でラップは巻かれた。
「うぅぅぅぅぅぅ、あっ!」
さすがに声が漏れた、今まで経験したことのサイズが体の奥深くまで突き刺さってきたのだ。
極太の擬似ペニスが私たちの体の中へと隠れるほど突き刺さって分かった事は、双頭の模擬ペニスであり、伊織も私同様に細かく体が震えていた。
体の奥まで突き刺さった事で震えが止まらない。
その震えがお互いを刺激して、体が震えるという悪循環。
私はこの時ばかりは、顔を隠し、声を出せなくされているラバーマスクに救われたと思う。
なぜなら、ラバーマスクの下は白目を剥いて涎を垂らし、大声で獣のように喘いだであろう私を隠してくれたら。
もう、意識が途切れ途切れの私の体を伊織に密着させながら、ラップは巻き続けられる。
私たちの大きな胸は互いの胸同士で押し潰す形で体にもラップが巻かれていった。
ラップを巻くのは首の辺りで止まった。
首輪で大きく頭を動かせる事はないが、少しだけなら顔は動かすことができた。
伊織に私の全体重がのしかかっている事に気づいたのか、体を横向きにされた。
凄い事になっているが、人間の体はよくできたものでだんだんとこんな状況にも慣れてくる。
言葉は発する事はできないが呼吸はできる。
なんとか、下に突き刺さっているものを意識しないようにと、深呼吸をした時だった。
『ポン!』
近くでまたスマホの撮影を開始する音が聞こえた。
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