第2話 ラバー衣装
ひと段落した時、元彼が言う。
「君のために、ラバーの衣装も準備して来たんだけど着てくれるかい?」
私は言葉を奪われているので、大きく頷いた。
まずはクロッチファスナーを開いたままのアソコを隠すようにラバーのショーツを履かせてくれるという。
私はベッドに腰掛けて彼にショーツを履かせてもらう。
足を通してどんどん上がってきたのだが、何かが当たる。
その当たったものはそのまま私の中へと侵入して来た。
“ペニス付きショーツ?“
気づいた時は遅かった。
グチュグチュに濡れた私のアソコは簡単に模擬ペニスを受け入れるが、言葉どころか上手く声も発せない。
そして元彼は模擬ペニスだけが収まるようにクロッチファスナーを閉め、ショーツをグッと引き上げた。
これで簡単にはペニスは抜けそうにもない。
そんな私にさらに元彼は何かを履かせている。
ラバーのパンストのようなものだろうか。
足の指が何かに覆われたような感じがする。
ラバーパンストも気持ちよく私の足を締め付けていく。
履かせてくれている元彼には抗えない。
最後に立ち上がってラバーパンストを引き上げた時、ショーツのペニスが体の奥に入って立っていられなくなってベッドに腰掛けた。
そんな私の足に元彼はさらに何かを通しているショーツの時と似た感じなのだが… 。
「ごめん、立ってもらえる」そう言われて私は立ち上がった。
元彼はさらに引き上げて、私の右の腕をそれに通すように指示する。
言われるがまま、腕を通して分かった事は水着のようなものを着せられている、しかもハイレグで模擬ペニスはさらに私の体の奥へと刺さり込んでくる。
それが気持ちよくなり息も乱れる。
今は鼻でしか呼吸できないため、ブタのように時折「ブヒブヒ」と恥ずかしげな音を立てた。
「次はワンピースなんだけど、タイトだけど大丈夫?」
元彼の言葉に私は息が乱れているが頷く。
下半身だけでは満足できなくなり、上半身にも程よい圧迫感を欲していたところだからありがたい。
「じゃあ、着る前に潤滑剤を塗るよ!」
そう言って、元彼は私の頭から首、胸を少し弄ってから脇の下やお腹や背中に潤滑剤を塗ってくれた。
「今から着せるよ、バンザイしてね」
「あと、少し顔の辺りを着せる時、苦しくなるけど暴れないでね」
私が大きく頷くと、元彼はワンピースの袖に私の腕を通し始めた。
腕を通している間、籠った空気が鼻から入ってくる。
両手が袖を抜けたのを感じると今度は頭にワンピースの首元が当たるが、簡単には通らない。
元彼が力を込めているのが分かる。
そして、急に顔を強く押さえられて呼吸ができなくなった。
私は想像した、ハイネックのワンピースなのだろうと。
私の予想通りハイネック部分を過ぎると顔は押さえつけられなくなり、呼吸が楽にできるようになった。
その後もワンピースを下へと下げる元彼に対して私は足を踏ん張った。
ワンピースに覆われた自分の体を触ってみると、体が引き締められ、見事なボディラインになっているような感じがした。
ワンピースのスカートは膝下まであり、歩幅が制限されるほどだった。
ワンピースで歩幅が制限されている私に元彼が言う。
「まずは右足を軽く上げて」
元彼の言う通りに足を上げると、足に何かを履かされる。
それは先ほど着せられたワンピースを捲り上げ、太もも辺りまで引き上げられる。
私の足が少しつま先立ちになった事からニーハイブーツ、いやサイハイブーツを履かされたのだろう。
そして、サイハイブーツを履かされた後、ふくらはぎ辺りのファスナーが閉められて、足が引き締まったを感じる。
「次は左足ね」
私は元彼の誘導に従い左足もサイハイブーツとなった。
色は分からないが、ワンピースもサイハイブーツも真っ赤なような気がする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます