流石は、ファスターさん……お兄ちゃんですね!!ルナちゃんは皆んなに支えられていますが、人生の指標は彼が示しているのかもしれません!!
最後、ルカちゃん大ピンチ!!
あの時の約束は,破られてしまうのか……!!
作者からの返信
YAKIJiKA様! いつもコメントありがとうございます!
自分の視界に入り切らない余りに巨大な敵に、戦う前から諦めているルナ。その生い立ちから考えると仕方ないのかも知れません。
それとは逆にファスターはルナの特異体質をかなり早期から見抜いてこの様な時に備えていました。しかし肝心な所で動いてくれない部下にはルナのアイデンティティを直接刺激するしかない訳で、それがあの言葉な訳です。
それが兄だからなのか、カンフル剤としてルナの記憶から引用したサイの心眼の力のなせるワザなのかルナには定かではありません。なにせピアスのデザインが違っていたのだから。
そしてこの苦しい闘いは更に厳しくなって行くのです……
ルカを守るには更なる助けが要るようです。
コメント失礼いたします。
ハラハラの戦いが続いていますが、ルナのお兄さんはルナを虐待から守って死んだんでしょうか。それで男であれば強くなれると思って、自己暗示で男の子のように振舞っていた?
ルナは性別関係なく、人として強くあるべきと気づいたようですね。
それを考えると、反対にルカは初め男の子でこの世界で女の子になったけど、精神的にも強いなあ。対照的な二人ですね。
作者からの返信
藤夜様! いつもコメントありがとうございます!
>ルナのお兄さんはルナを虐待から守って死んだんでしょうか
→ある意味、ルナはその様な感覚で受け止めています。直接の死因は作中でルナが何度か語ったように「交通事故」なのですが、虐待や虐めからルナを守る内に「守り癖」がついてしまったせいで死なせてしまった、と思っているのです。
どうしても恩返ししたかったルナは、守られる(女子としての)存在から(男性性に象徴される)守る存在になろうとした矢先に兄を失って、あの様になってしまったのです。
>ルナは性別関係なく、人として強くあるべきと気づいたようですね。
→この物語の大きなテーマに触れて頂けて感謝この上ないです。この気付きと成長がルナをどう変えてゆくのか、それを描きたかったので、嬉しいです!
>反対にルカは初め男の子でこの世界で女の子になったけど、精神的にも強いなあ。
→ルカは一途ゆえに信念も強力です。元々は人を守る武術の天才なのに心から守りたいものが無く、ただ自分のジェンダーギャップに呪われていたのを全て受け止め、その存在の全てを肯定してくれたルナ。
故に無二の人と見初め、しかもその存在が守られるべき傷付いた状態であればもう、自分こそが守ってあげたいと思ってしまったわけで、誰よりも女性的なルカなのにそこだけは男性性が垣間見えてる感じです。
こんな不器用な二人の行く末を見届けて頂けたら幸いです。