第4話"彼女"との出会いと思い出作り

2人は空港に集まった後そこから少し移動し、

 近くの栄えた土地に足を踏み入れた。

「すげ〜…」

 思わず口からこぼれ落ちた。また、感動した。

「ここからは自由行動です。お好きに回ってください。また、お伝えしていたように集合時刻にはまたここに、集合して下さい!」

 ガイドのこの言葉をキッカケに参加者は知り合い同士でグループを作りはじめた。

「俺は"1人"か」

 そう思いこの旅の中で初めて孤独を感じた。

 その時

「一緒にに回りませんか?」

 そのことばが僕の心に光を差した。そして目に入ったのはあの彼女だった。

「回ります!」

「どこに行きたいとかあります?私、ここの周りよく知らなくて……」

「僕もよく知らないですね〜」

その時、僕らのお腹が鳴った。

「とりあえず、飲食店探しましょうか!」

 そして。近くのカフェに入った。

 そこでこの地で有名だという飲み物を飲んだ。

その名はワスレナグサワー!

 その斬新なネームスタイルに

 僕らは笑いあった。

 そして海のように青かった空は赤みをまして僕らを包んだ。

「そろそろ行きましょう。」

「分かりました。」

 そして再び歩き出した。

 集合時刻になると、既に全員の方が荷物を持ち集まっていた。そしてバスに乗り予定のホテルへ向かった。

 ホテルは大きかった。今まで見たどの木の大きさよりも2、3倍いや、それ以上の大きさだった。

 そこでその土地特有の料理を食べた。そして、隣合ったツアー客の方の沢山談笑しあった。

その際に"彼女"とも再び会話をした。そしてその日は終わりを迎えた。

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