第183話火の山 エルフの里

京太達は、集まり、なにやら相談をしている。



「なんか重い話になっているんだよ」


戦いの後、神である京太に、数々の無礼を働いた事を知ったユグドラは、

未だに、気を失っている。


その為、他の竜達は、戦々恐々としながら、

ユグドラの回復を待っているのだが、

あまりにも退屈だったアイシャが、

冗談では済まないような冗談を、

竜達に聞こえるように口にする。


 

「竜の肝は、どんな病に効くと言われる程、貴重なものじゃが

 今なら、手に入りそうだな」


 思わず仰け反る若い竜達。


「お主、相当、暇なんじゃな」


もとの姿に戻った、ラゴが突っ込みを入れる。



「当然じゃ、

 お主は、戦いに参加出来たが、わらわは、何もしておらん。


 不公平じゃ!」



頬を膨らまし、京太を睨む。



――どうしよう・・・・・・


色々悩んでも、仕方がない。


その時、硫黄の匂いが、鼻腔をくすぐる。



もしかして・・・・


京太は、ブランドに問いかける。


「近くに、温泉とかある?」


「はい、この先に、ありますが、

 ご希望なら、ご案内致します。」



暇を持て余していた京太は、ブランドにお願いをして

仲間達と共に、温泉へと向かう。


案内は、竜族に仕えている竜人族。


竜人の案内で、進んで行くが、

温泉までは、比較的安全な道で、距離も、さほど離れていなかった為

あっと言う間に辿り着いた。


温泉に、手を入れてみる京太。


──いい感じだ・・・・・


京太は、案内をしてきた竜人に尋ねる。


「ここに、保養所を作ってもいいかな?」


「え!

 さすがにそれは、ブランド様か、ユグドラ様にお聞きいただかないと・・・」


「わかった。


 じゃ、聞いてもらえるかな?」


「わかりました。


 暫くお待ちください」


竜人は、そう言い残し、来た道を引き返す。



その場に残った京太達は、足だけ浸かったりして、温泉を楽しむ。


そうして、時間を潰していると、竜人が戻って来た。



「ブランド様から、許可を頂きましたので

 ご自由に、お使い下さい」


皆にその事を伝えると、両手を上げて喜ぶ。


「温泉なんて、最高!」


「何時でも、体を癒せますね」


「そうね、

 体も癒せて、対戦相手にも不自由しないなんて

 本当に、最高です」

 


対戦相手という言葉に、顔が引きつる竜人。


だが、京太の仲間達の目は、輝いていた。


保養所を作る計画を話そうとした時、

ラムが手を上げる。



「京太、保養所の事だけど

 管理人として、里のエルフを使って頂けませんか?」



「急にどうしたの?」



「以前、里から、若いエルフを、京太の側使いにと

 手紙が来てたんだけど、返事が、まだなんだよね」


エルフの里は、京太の側に、大勢のエルフを仕えさせたいと思っているみたいだが

ラムをミーシャは、それには、反対している。


だが、断るにしても、それなりの言い訳が必要なのだが

その言い訳が見つからなかった。


しかし、ここにきて、温泉の管理人という

職業が、浮上したのだ。


この保養所は、あくまでも京太の保養所。


広く捉えれば、京太に仕えているという事に、間違いはない。


だからこそ、ラムとミーシャは、

この保養所の管理人に、エルフを推薦している。



「僕としては、有難い提案だけど、

 一応、竜族の意見も聞いてみるよ。


 それで、了承を得たら、お願いしてもいいかな?」



「はい、お任せください」


ラムとミーシャは、笑顔で頷いた。





その頃、気を失っていたユグドラが目を覚ます。




「父上、大丈夫ですか?」




「ああ・・・・・だが、この先、我等はどうしたら・・・・・」




「お父様、申し訳御座いません。


 私のせいで・・・・・・」




項垂れているホワイリー。




「ホワイリーよ、気にするでない。


 全ては、私の責任だ」




ブランド達が深刻な表情で考え込んでいると、そこに竜人が入って来る。




「失礼致します。


 ご夕食ですが、如何なさいますか?」



「今は、それどころではない!」


この状況下で、食事の事など聞かれて

怒りを露わにするユグドラ。




「申し訳御座いません。


 京太様が、食事を一緒にと、申されておりましたので、

 お伝えに来たのですが・・・・・失礼致しました

 お断りをさせて頂きます」



竜人は、一礼をして、部屋を出ようとするが、

ユグドラが、声を掛けた。



「待て、今何と申したのだ?」




「はい、お断りをさせて頂くと」




「その前だ!」




「京太様が食事を一緒にと、申しましたが」




ユグドラ、ブランド、ホワイリーは、顔を見合わせる。




「「「直ぐに参る」」」




竜人に返事を持たせた後、

3人は、覚悟を決めて、伝えられた場所に出向く。




そして、そこで見た光景は・・・・・・・


竜と竜人達が、京太達と楽しく食事をする風景だった。




「あっ、ブランド様!」




ボルが気が付くと、竜人が、3人を案内する為に向かう。




「お席を準備しております。


 こちらへどうぞ」




「あ、ああ・・・・・」




案内に従って歩くと

竜と竜人達の真ん中で、大きな網で肉を焼く京太達の姿が目に入る。




「京太様!」




ユグドラは、走って近づくと、先程と同じ様に膝をつく。


だが、京太が止めた。




「もう、そういうのはいいから、食事にしましょう」




京太は、アイテムボックスから、大量の肉を取り出すと、

肉を焼くのを竜人に任せて

3人に同行し、準備をしておいた席に着く。


そこには、治療を終えたミカールの姿もあった。



「謝罪の件は、お互いさまという事で、

 水に流してくれると有難いのだけど・・・・・」



「では、我等にお咎めは無いという事でしょうか?」




「うん、僕達も、攻めて来たとはいえ、多くのワイバーンを討伐したから

 そうしてもらうと、有難いよ」




「わかりました。


 それでは、そのように」



「有難う。


 それから、保養所の件だけど、

 エルフから、そこで働働きたいとの申し出があったんだけど

 大丈夫かな?」


「その辺りは、京太様に、お任せいたします」



「有難う。


 この地に赴いた時には、必ず挨拶をさせるよ」



「わかりましたが、この地に保養所を建てるという事は

 この先も、我等と友好を深めて頂けるという事ですか?」




「勿論だよ、戦闘訓練などもお願いしたいと思っているんだ」




その言葉に、ユグドラは喜び、ブランドとホワイリーは、安堵の表情を浮かべた。




その後も、食事会は、和やかに進み、

京太達は、竜族との和解が出来た。



「これからは、宜しく頼むよ。


 それと、卵を盗んだ者達の事だけど、見つけたら、どうしたらいいかな?


 望むなら、ここに連れて来るけど?」




「はい、我等の手で裁きたいと思います」




「わかった、今、探しているから、見つけたら、ここに連れて来るよ」



「感謝致します」



その日は、火の山で一泊した京太達。



翌日、京太は、ユグドラ達に帰りの挨拶をする。


ユグドラの隣には、ブランド、ホワイリー、ミカールが並ぶ。




「色々とお世話になりました」




「こちらこそ、ご迷惑を・・・・・


 京太様、少しお時間を頂いても宜しいですか?」


「うん・・・」


京太は、ユグドラと他の3人と共に、住処の奥へと連れて行かれる。



奥に進んで行くと、大きな扉があり、

ユグドラは、そこで止まった。



ユグドラとブランドが触れると、扉が開く。



「どうぞ中へ」



促され、京太は中に入る。


すると、そこには、見た事の無い量の財宝があった。




「この中から、お好きな物をお持ち帰り下さい」




「えっ!?」




「あって困る物では無いと思いますので、どうぞ」




断ろうと思った時、京太の目にある物が飛び込んで来た。




「転移の鏡!」




ユグドラは、ミカールに指示を出し、京太の前に運んで来る。




「宜しければ、お持ち帰り下さい」




――これが、あれば・・・・・




「では、遠慮なく、頂きます」




『転移の鏡』は、2枚あった。


ユグドラは、『必要無いから』と、2枚とも、京太に譲る。




京太は、改めて御礼を言った後、仲間達のもとへと戻った。


火の山からの帰りは、傷が治ったミカールが、送ってくれる。




当初、ボルが送る予定だったが、ミカールは、ユグドラから事情を聞き、

謝罪の為に、立候補したのだ。



「では、飛びます」



ユグドラ達に別れを告げ、火の山から飛び去ると、

一路、エルフの里へと向かう。


火の山からエルフの里は近く、直ぐに到着したのだが、

竜が襲って来たと勘違いしたエルフ達は、パニックに陥っていた。



それに追い打ちをかけるように、

ミカールは、エルフの結界を簡単に破り、里の広場に降り立ったのだ。


阿鼻叫喚の中、必死に抵抗しようとするエルフの精鋭達。




「俺達が時間を稼ぐ、その間に、1人でも多く逃がすのだ!」




精鋭部隊の指揮を執る男、その顔に見覚えがあった。




「ロウ!」




名前を呼び、ミカールの背中から、ミーシャが飛び降りる。




「・・・・・ミーシャ?」




続いて、ラムが飛び降りた。




「皆、久し振り」


笑顔で、手を振るラム。



「え・・・・・・」



この状況に、理解に苦しむエルフの精鋭達。


京太達が降りると、ミカールは人型に変身する。



「ここが、エルフの里ですか?」



「来た事無いの?」



「はい、我等は、あまり他の者達と、交流がありませんから」




ミカールは、そう返事をすると、辺りを珍しそうに見ていた。




その時、ラムとミーシャは、ロウに睨まれていた。




「説明してくれるかな?」




「えっと・・・・・・」




「1つ聞くが、里の結界が破られたのだが・・・・・・」




「ふ、不可抗力だよ」



「・・・・・そうか、今のその言葉、後で長老に伝えておこう」




「えっ!」




ラムとミーシャが、ロウに説明をしている間、集まっていた精鋭達は、

住人達に、大丈夫だと伝える為に、奔走することになった。




エルフの里が落ち着きを取り戻した頃、京太達は、長老の屋敷に出向いていた。


そして・・・・・・ラムは、半泣き状態で、正座をさせられている。




「京太様も、一言仰って頂ければ、お迎えを出しましたものを・・・」




「申し訳ない。


 僕の配慮が足りなかった。


 だから、そろそろラムを許してやって欲しい」




京太の言葉に、ラムは『うんうん』と頷き、長老を見る。




「はぁ~、京太様の頼みなら・・・・・」




そう言った瞬間、部屋の中に入って来る2人のエルフ。




「長老のお話は終ったのですね、では、ラムは預かります」




「お、お母さん!」




「ラム、来なさい」




有無を言わせぬ態度で、サラに連行されるラム。


その後ろから、黙ってついて行く父、ジェラルド。




――流石に、無理だな・・・・・・




京太は、手を合わせた。




――無事でありますように・・・・・






その後は、部族長を交えて、火の山に建てる保養所の件を話す。


京太は、その時に、『働くのは、火の山だけど、住むのは僕の屋敷』。


そう伝えると、長老は大喜び。


本来、火の山に住居を建てようと思っていたのだが、

今回、騒がせたこともあり、このような形にした。


勿論、そう出来るのは、転移の鏡が手に入ったからだ。




長老は、京太の申し出を受け、

この後、会議を開き、火の山で働く者を選ぶので、

今日は、泊まって欲しいとのこと。


京太は、ミカールに相談すると、『問題無い』との返事。




「では、お世話になります」




「ゆっくりして行って下さい」




長老達との話も終り、この後は、部族長を交えての会議が始まる為

その場から、立ち去ろうとする京太達。


しかし、長老が締めの挨拶をした時、ミーシャが手を上げた。



「どうしたの?」



「はい、里に帰って来たので、丁度良いと思うので・・・・・」



「何?」



「私、妊娠しています」


「・・・・・」


「・・・・・」


「えっ、ええっ!!」


「何時から、何で教えてくれなかったの?」



京太の問い掛けに、ニッコリと微笑むミーシャ。



「驚かせたかったんです」



「うん、驚いた。


 でも、ちょっと前、竜と戦おうとしていたよね・・・・・」




「・・・・・」




「絶対駄目だから!」




「わかりました。


 でも、それなら、イライザもセリカも駄目ですよ」




ミーシャの爆弾発言。


京太は、2人の方を見る。


「あの・・・・・質問していいかな?」


「・・・・・」


イライザとセリカは、顔を赤くしたまま、俯いている。



「ちょっと、全員集まろうか」



京太は、長老に別室を借り、家族会議を開く。



「先ずは、おめでとう。


 そして、ありがとう」



京太は、3人に頭を下げる。



「これからは、無理をしないで下さい。


 それから、帰ったら皆で式を挙げよう」



京太の言葉に、仲間達は喜びを爆発させる。



「嘘じゃないよね」



「うん」



「3人だけでなくて、全員だよね」



「そうだよ、だから、今後は隠さないで欲しい。


 それから3人は、冒険も、戦闘も当分禁止、いいね」



ミーシャ、イライザ、セリカは、笑顔で頷いた。



京太達の家族会議が終り、部屋から出ると、

そこには、ミーシャの両親が詰めかけていた。



「ミーシャ、貴方、本当なの?」



「お父さん、お母さん・・・・・・」



ミーシャは、目に涙を浮かべている。



「良かったわね、本当に、良かったわね」



「・・・・・はい」



両親は、ミーシャを抱きしめて喜んでいた。




だが、ここからが大変だった。


京太達との話を終えた後、長老と部族長は、

火の山で働く者達を選抜する会議を始めるが

それどころではない部族長たちは、話題を逸らした。



「長老、ロウの一族のミーシャが、京太様の子を成したのは、事実なのか?」



「ああ、事実だ」



会議に参加しているロウは、顔から笑みが零れている。


その笑顔のせいで、会議は混迷を極めた。




族長や、その地位に近い者達は、

働く者達が京太の屋敷で寝泊まりする事を知り、一歩も譲らない。


最後には、5歳の娘を、火の山で働かそうとする者まで現れた。


その為、会議は朝になっても終わらなかった。




困った長老は、候補者を集め、くじで決める事を宣言。


勿論、5歳児は、却下。




長老は、京太に謝罪をし、もう一泊するように頼んだ。


京太も了承した。




ただ、ミカールに、その事を伝えた時、

何故か、笑顔で了承した事が気になった。



くじ引き当日。



広場には、大勢のエルフが集まっている。




「これより、京太様の保養所で、働く者を決める」




その言葉に、歓声を送る者や、祈る者と様々。




京太が檀上に上がり、くじの入った箱に手を入れる。


本来、長老の役目だが、

不正が無い事を知らせる為に、長老が京太に頼んだのだ。




そして、1枚目・・・・・




 「【ミリンダ】」




名前を呼ばれた本人は、両親と抱き合って喜ぶ。




2枚目・・・・・




「【フラン】」




3枚目、4枚目と次々に名前を呼ばれ、最終的6人が選ばれた。


ミリンダ、フラン、ハスル、テルシア、タミー、スリムの6人は、

京太達と共に、シャトの街に向かう。



くじが終わり、解散になった後、ミカールが京太を訪ねる。




「京太様、お願いが御座います」



「どうしたの?」



「この度の火の山の保養所の件ですが、

 もう1人、追加して頂けないでしょうか?」



「理由を聞かせてくれる?」



ミカールは、この里に来て、一目惚れをした女性がいると告白。



「相手は、何て言っているの?」



何時の間にか集まっていた女性陣が、この話題に食いついた。


ミカールも驚いていたが、覚悟を決めて話す。



「名前は、【エミリア】と言います」



「そうか、あのエルフじゃな」



「アイシャ、知っているの?」



「わらわだけでは、無いぞ」



そう言うと、ラゴ、フーカ、ハクが頷いていた。



「えっ!?」



「詳しくは知らぬぞ。


 ただ、いつも2人でおったからのぅ」



京太は、初めて知る。



「エルフの里は、結界があるので、会いに行けぬが

 京太様の保養所なら・・・・・」



「本人は、何と言っているの?」



ミカールは、京太に話す機会を伺っていた為に、

相手には伝えていないと言う。



「なら、言えば」



フーカが軽く勧める。



「でも、エルフと竜って・・・その・・・大丈夫なの?」



京太の質問に答えたのは、アイシャだった。



「何を言うのじゃ、ヴァンパイアと契りを結ぼうとする者の言葉とは思えぬぞ」




「そうでした・・・」




京太は、本人の了承があれば、問題無い事を告げると、

ミカールは、急いでエミリアのもとに向かった。




「ところで、エミリアって、どんな人?」



ラムが答える。



「年齢は、218歳。


 私達より、年上よ。


 それから、両親は、もういないわ。


 両親は、狩りで生活をしていたの、

 でも、狩りの最中に魔獣に殺されたのよ」



思ったより、重い話だった。



「今回の保養所の件も、年齢的な問題と、推薦者がいなかったんだと思うわ」




――エルフでも、そういう問題があるんだ・・・・・



そんな事を、思いながら

京太達が待っていると、


ミカールが女性の手を引き、駆けて来る姿が見えた。



「来たみたいよ」



ミカールは、笑顔だった。



「京太様、お願い致します」




「うん、その前に、本人の意思を確認するね。


 エミリアさん、ミカールの事、どう思っているの?」




率直に問う、京太の背中を叩くソニア。



京太は、叩かれた背中の痛みを堪えながら振り向くと

そこには、怒った顔のソニア。



「京太、交代」



「はい・・・・」



ソニアは、エミリアに聞く。



「2人の事は、聞いているわ。


 それで、先の事も、きちんと考えているの?」




暫くは無言だったが、意を決したように話し始める。




「私には、友人は居ても、家族がいません。


 だから、今日みたいな時、私は、いつも1人です。


 でも、今回は違いました。


 あの人が、側にいてくれたんです」




エミリアは、ミカールを見る。




「出会ったばかりでしたが、

 いつも側にいてくれて・・・・・優しくて・・・何故か安心出来たのです。


 だから、こんな行き遅れの私で良ければ・・・・・」



何時の間にか、エミリアの横に立っていたミカールが

口を開く。




「行き遅れなんかじゃない。


 それに、私は、エミリアと一緒にいたい!」



ミカールは、エミリアの手を握る。



「京太様、お願いします」



「わ、私からもお願い致します」



2人の意思を確認した京太は、『これから、宜しく』と答えた。



その後、京太達は、新たに1人を加えた7人のエルフと共に、

シャトの街へと向かった。




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