第23話 生きていられるのなら便器のなかでも生きていたい
生きていられるのなら便器のなかでも生きていたい
絶体絶命、神経が
また、人間は最終的には何も所有できない。形のある物は自己の死をもって所有の終了をむかえ、形のない物は、悪評も好評もしばらくは持続する。悪評は永遠に継続するかもしれない。
生きる意味はなにか。私の場合は、自己の表現活動を通して世の中に影響を与え、もって自己の存在を世の中に定着させる。
今では「生きていられるのなら、便器のなかでも生きていたい」とも思わない。私は、幸せになったのである。時間が
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