第49話 過ちへの応援コメント
フィオールの夢は過去の記憶で、ガレージは自宅だった…。やはりフィオールの異常性には、意味があったのですね。
じわじわと匂っていたジャスティーの狂気が怖いです。ミランは何も気付いていないのかな。
果たして、この現状を打破できる者は!?
誰も死なないで欲しい…。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
記憶を自ら封じ込めていたフィオールですが、全てを忘れ去ることはできませんでした。むしろ真実をうやむやにしたからこそ、絶対的に敵ではないテオールとルイル以外は遠ざけるしかなかったのでしょう……。
伏線を上手く張ることができたか自信がありませんでしたが、ジャスティーの狂気が伝わって嬉しいです……!逃げ場が無い家の中でフィオールたちがどうなってしまうのか、楽しんでいただければ幸いです。
第42話 二人きりへの応援コメント
この二人も完全な共依存なのでしょうが、「死んでない」ことでなく「生きる」ことを渇望し始めたように見えるレナリアに、ただエールを送りたい気持ちです。
しかしこうなってしまうと、もしもテオールの命が失われるようなことがあれば、レナリアは完全に破壊されてしまうのだろうな、と想像出来て…。
ああ、先が怖すぎます…。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
独りでは生きられない者同士、テオールとレナリアは一緒に生きていく誓いを立てましたが、仰る通り、テオールが殺されてしまえばレナリアは崩壊するでしょう。果たして、どのような結末になるのか……今はまだ何も言えないのがもどかしいです……!ぜひ、最後まで見届けていただきたいと思います。
第39話 犯人Ⅲへの応援コメント
この三話の緊迫と恐怖に、止められず一気読みしましたが…。
……違う、カーゴじゃない。
わあ、もう更に怖い…。
フィオールがあそこまで内に籠もって潔癖なのって…。嫌な想像しか出来ません。ゾワゾワします。
このまま最後まで畳み掛けて欲しいような、救いがなかったらどうしようと不安なような…。
ひとつ感動なのは、レナリアがテオール(フィオールだけど)を救おうと、自分の意思で動いたこと!
彼女が希望に向けて力を振り絞れたことが、何よりも大きな変化だと思いました。
先も楽しみです!……怖いけれど。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ようやくカーゴの化けの皮が剥がれました。ですが、物語はまだ終わりません。
レナリアがテオール(フィオール)を救おうともがく場面は、作者である私も気に入っています!テオールが死ぬのは当初の目論み通りのはずなのに、そうはしなかったレナリアは、本当に変わりましたね。
再び浮かび上がり始めたフィオールの記憶が何をもたらすのか、ぜひ続きでご確認ください……!
第33話 レナリアの悪夢Ⅱへの応援コメント
登場する少年少女、皆それぞれの闇を抱えていますが、レナリアのそれが一番胸を抉ります。
特に、テオールと関わり始めて均衡が崩れ始めてからの、彼女の安定と不安定を行ったり来たりする様子は、苦しくも切ない気持ちになります。
『テオール、ごめんなさい』
に涙が出ました。
追い詰められて死を望んだ時、飢えた心に届く光。生きることへの本能もあるのでしょうか。
今はテオールの手を離さず、先へ進んで欲しいなぁ…。
しかし、今のところ怪しい?と思える人は一人(全く関係なかったりして…)。
事件の鍵はどこにあるのでしょうか。
先を楽しみにしています!
作者からの返信
コメントありがとうございます!毎度的確なお言葉を頂けるので、色々と書きたい欲求とネタバレへの恐れがせめぎ合っています……。
身勝手の権化みたいな登場人物ばかりの本作において、初登場時のレナリアはその中でも上位に食い込む勢いだったのですが、テオールに着々と絆されています。それがいいのか悪いのか、今後明らかになるかもしれません。
きっと、幸まるさんがお考えの怪しい人はあの人だと思います。とても怪しいですね!
毎回お待ちくださいと言ってしまう私にしては珍しく、今回はお待たせしません。急展開に感じさせてしまう気もしますが、次回以降で答え合わせできるかなと思います。続けて読んでくださり、ありがとうございます!
第11話 誤魔化しへの応援コメント
朝になってどうなるのかと思っていたら、忘れているとは…。
ルイルの反応見るに、よくあることなのか。それとも、ルイルも忘れているのか。
どちらにしても、あの夢が何を意味しているのか。ただの夢でなく、封じた記憶なのか。
……謎は深まるばかりです。
常の不安定さだけでいえば、ルイルよりもフィオールの方が危うく見えますね。
毎話とても繊細に書き込まれていて、息苦しくもゾクゾクします。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この場面に注目していただけるとは、にやにやとしてしまうくらいに嬉しいです……。また、お褒めいただき本当に感謝です。
なぜ、家族の惨殺死体を目にしたルイル以上にフィオールが危うく見えるのか……終盤まで引っ張ってしまいますが、のんびりとお待ちくださると幸いです。
編集済
第4話 世界で一番きれいな青への応援コメント
初めてコメント書かせて頂きます。
三人の危うい共存というか、依存関係が繊細に描かれていて、引き込まれます。
最後の『自分たちはずっとこのままだと信じている』の文が、これからの変化を匂わせて、ちょっと不穏な気配がしますね。
いっそ美しくも見える三人の関係を、壊したくないような、大人に向かって成長する上で壊さなければならないような、胸が痛くなるような気持ちです。
最初の事件の謎が、どう関わってくるのか、この先がとても楽しみです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!読んでいただけてとても嬉しいです。
本作は共依存を描くために書いたので、美しいと感じていただけて感無量です……。まさしく仰る通りで、今後どうなってしまうのか、ゆっくりとお楽しみいただきたいなと思います。
第55話 新たな物語(最終話)への応援コメント
最期まで、四人の繊細な心の動きを、圧巻の文章力で書ききった、という印象です。
ぐぐっと息を詰めるような場面が、これでもかと続くのに、泥の底で光を求めているような印象が消えず、最期まで目を逸らすことが出来ませんでした。
共依存の関係が無くなったわけではないけれど、それでも今迄の彼等とは全く違うバランス。
これからの新しい生に、エールを送りたい。そういう気持ちになります。
最期まで読ませて頂けて良かったです。
ありがとうございました。
作者からの返信
最後まで読んでいただいたうえに、丁寧なご感想も頂けて本当に嬉しいです!作品フォローやたくさんのコメントもありがとうございます!
自立とは依存先を増やすことだとよく聞きますし、フィオールたちが四人で生きていくと決めたのも、自立の第一歩なのかもしれません。共依存の形を変えながら、少しずつ大人になっていくのでしょう……。
ミステリーとしても群像劇としても初めての作品でしたが、登場人物たちの心情を読み取っていただけて感謝の気持ちでいっぱいです。ご縁がありましたら、次の作品も楽しんでいただけるといいなと思います。
本当にありがとうございました……!