世界の中心で痴漢罪を裁く。
「わっ、わかりました…! 全部話します……! 自分はゲイで、可愛い男の子や活発系の男の子が好きなホモです。先日、ゲイサイトで可愛い男の子とメールで知り合ったんです。ちょうど、キミみたいなくらいの年齢の子です。名前は直也君。彼とメールでやり取りをしていたら、前から痴漢に興味があるって書いてありまして……」
「ほーっ」
「その、自分に痴漢してくれないかと直也君からアプローチがありました……。正直、自分は痴漢をするのは今回が始めてで、直也君の誘いを断るのもいけないので、彼をガッカリさせないようにと全力で頑張ったつもりでした…――」
「マジか? お前初めての癖にスゲーテクニックだったぞ。あれで初めてとか上手すぎだろ」
「それなのに相手を間違えてしまうなんて、自分が情けないですっ!!」
痴漢男は情け無さそうに話すと、そこで悔し泣きし始めた。
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