アンビリバボーや! ほんまかいな!?

「ハァハァハァ、ハスハス、フガフガ、直也君の蕾を開発してあげる。初めて写メみた時に好みのタイプだったんだよ。直也君はバックから攻められるのが希望だったよね?」


 痴漢男はそう言って、俺のケツにチンコを擦り付けてきた。このままでは自分のケツを掘られる勢いだったので俺は意を決して話しかけた。恐る恐る振り向くと一言言った。


「ちっ、違います……! 俺は直也じゃなくて、『真也』です! 全くの人違いですよぉ!」



俺はそう言って半泣きした表情で、顔をひきつらせた。男はその言葉に仰天した様子で驚いた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る