第7話 仕事を退職した私

 ちょっと戻りますが、12月の半ばで有給が切れました。そこから欠席なので、給料は1月からマイナス。社会保険料を会社に払っていました。



 2万5000円くらい……いたい、いたすぎるー!!!!


 貯金もそんなにしてなかったので、もっと貯金してたら良かったと後悔。


 実家に帰らなければ、私はホームレスになっていたのです。



 何も出来なくなった私にはお金がとてもかかりましたから。ご飯も作れなかったし、掃除も……ああ、恐ろしい。親に感謝です。



 そして休職期間が1ヶ月と決まっている職場だったので……退職せなあかんやんけー!



 ちなみにコロナ後遺症外来に行くまでほぼ毎日朝に電話して、細かく症状を話してしてたので……


 途中でめんどくさくなりまして。診断書を送ってから電話しなくなりました。てへっ☆




 それで怒られましたよ! 電話しないとダメだって。でも分かりきってるやろ! 腹立ちましたねー。こっちはしんどいんじゃー!!



 そして診断書が来るまで、コロナ後遺症じゃないと思うって言われ続けました。



 あなたは医者ですか? いいえ、ただの看護師です。


 黙ってください。心の中でそう言ってました。




 1月あたりから、看護部長(病院の看護師のトップ)から電話がありまして。病院まで来て欲しいと。


 無理やろ。



 断り続けたけど、来れないなら親が来て欲しいと訳分からんことを言い出しました。



 理由を聞くと、辞めるか辞めないか決めろと。


 冷たいなあ〜もう。



 それで、私はお金が無いので傷病手当金を申請したいと言うと、お金のことばっかりみたいに言われましたよ。いや、当たり前やろ。そしてその事は人事に聞いてと言われましたが、人事に電話すると勝手に電話しないでと言われ……腹が立ちましたよ!!




 一旦看護部長と電話を切り、師長さんにLINEしました。


 そちらに行って症状が悪くなったら、面倒見てくれますか?


 親が行って何になりますかと送ると、こちらも相応の対応をさせていただきますと言われました。


 なになに?! こわいんですけど。




 数日後に電話があり、今から1ヶ月の休職期間を経て退職になりました。



 これは就業規則で決まっているので仕方ないのです。


 でも、休職期間の始まりが1月半ばになったので、こちらとしてはラッキー!!


 2月半ばまで社会保険で居られました。



 そして例の適応障害の子も、私と同時期に適応障害が再発して、休職して退職。


 症状が同じすぎて、この子もコロナ後遺症やと思ってたけど、違いました。





 あ、これは後からわかったのですが、会社まで行って退職の話をして、退職するという流れが労働基準法かなんかで決まってるみたいです。


 それでもそんなん知らんやんって思いましたけど……。どうしても言わなあかん理由があると言ってくれたなら、少しは変わっていたのでしょうか。今となっては分かりません。









 休職して2ヶ月がたった2月、私は無職になった。





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る