第3話 循環器科の診察
そして仕事を初めて休んだ次の日。
循環器科にいきました。小さい個人医院です。
そこで心電図と採血、尿検査。
実はこの日、また動悸が酷かったんです。
医院に行くまでの徒歩10分は普通でした。でも、着いてから5分経った時、急に動悸と息切れがした。
しんどすぎて、座っててもつらい。死にそうだった。
つらくて、また涙が出ました。初めに血圧を測りに行ったけど、それで息切れが酷くて看護師さんに心配されました。
でも、診察の時間になると、収まってしまった。普通に何も無かったかのように。
10分でおさまったのです。皮肉ですね。
診察では、経緯を話しました。コロナ後遺症かもしれないと言ったら、それはうちではわからんと。
とりあえず動悸があるから、循環器と代謝系で血液検査をみると。
結果は3日後だからまた来てくださいと言われました。心電図は結局問題なかった。
この時、どうせ何も異常が見つからないのだろうと不思議でした。辛くて辛くて、たまりませんでした。コロナ後遺症外来は、予約が中々取れないので頭を抱えていました。
原因がハッキリ分からないことが本当に辛かった。
そして帰りはタクシーで帰りました。
その日のあとから急激に症状が悪くなります。
3日後の診察の時には、洗濯物を干したりするのも動悸と息切れがするから、ほとんど動けませんでした。
家の中でさえまともに動けない。
想像してみて下さい。すごく怖くないですか?
このまま原因がわからず死ぬのかもしれないと思いました。
診察にはタクシーで向かいました。タクシーGOで初めて利用する方のクーポンみたいなのがあって、安くで行けたから助かりました。
で、採血結果は異常なし。
はい。ですよねー。驚きもなかった。また追加で採血。
どうせここじゃ分からないのだと思いました。
仕事には出勤予定日に朝電話しないといけなくて、寝れてないのに朝電話するのがしんどかったです。
どうせ行けないのに、なぜ電話しないといけないのか。
仕方ないけど、電話はちゃんとしました。それで毎回自分の症状を説明する。説明するのも息切れするようになったから、どう見てもしんどそうでしょう?
それなのに、細かく聞いてきた。今はどういう症状で、どう変わったか。師長さんが嫌いになりました。
そして12月10日。親から電話があり、息切れしながら話していると今から迎えに行くと言ってくれました。
2時間ほどで来てくれて、私のやばいほど散らかった部屋をある程度片付けてくれた。
元々片付けが苦手な私の部屋は悲惨でした。細かくは言わないでおきます……笑
そしてそのまま車で実家へ。
荷物はほとんど置いていきました。また帰れると思っていましたから。
車ではしんどくなかった。背もたれを倒して、話すのも息切れがしなかった。
何でなのか今でもよく分かりません。
ずっと話してましたねー。車で。
それで帰ってご飯を食べて、お風呂に入って寝ました。丁度土日だったので、実家に帰ったことを電話で伝えたけど、師長さんが不在でした。
だから月曜日の朝にまた電話することになりました。
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