第199話 掲示板 27

空飛ぶ絨毯に蹂躙されるモンスターww


1

現在、トレンドを独占しているこれ、やばすぎでしょ


2

爆速で空飛んでる絨毯もヤバイし、絨毯の進行方向にいるモンスターを蹴散らす猫っぽい何かも凄い


3

それ言うなら、あんな安定性の欠片もなさそうな絨毯に乗って落ちない女の子たちもな


4

あれ『ぬいぐるみ少女』たちでしょ?

『ぬいぐるみ』が凄いのは知ってたけど、あの子たちも相当なんだな


5

てかよく撮影できたよな


6

ダンジョン配信のネタとして挑もうとする探索者が現地にそれなりにいたみたいだね


7

はぉー、ダンジョン配信用のカメラだから、爆速で飛んでる絨毯も補足できたんか


8

生配信で投稿主たちがモンスター相手に奮闘している横を、絨毯がモンスターを蹂躙しながら爆速で飛んでいくというシュールさ

しかもスロー再生したら、その絨毯にちょこんと座ってる少女たち

パンチでモンスターを蹴散らす、絨毯から飛び出た猫っぽい何か

その後ろを必死で追う鳥型『ぬいぐるみ』


9

私的には、その投稿者が言った「It’s so Aoi.蒼唯過ぎるだろ」が印象に残りすぎてる


10

分かる

あれを見た瞬間俺もそう思ったからね


11

蒼唯どころか『ブルーアルケミスト』すら反応していないのに、誰も蒼唯作を疑わなかったからな


12

それはしゃーない

蒼唯らしさしかない絨毯だったしな

訳わからん見た目の割にしっかり実益兼ねてる所とか含め


13

図らずしも専門家たちが言ってた、蒼唯が『天空の城』攻略に協力すれば問題は解決する云々が証明されたね


14

あれ聞いて俺は馬鹿かよって思ったけどね

蒼唯の手を借りればダンジョンが攻略出来ますとか、そんな当たり前な事、俺でも言えるからな


15

それはそう


16

これまでの実績的になw


17

とは言え、専門家たちも飛行もしてモンスターも蹂躙してくれるようなアイテムは想定してなかったんじゃない?


18

言い方的に、飛行に力を割いてしまえば、いくら高位探索者と言えどモンスターに遅れをとってしまう

自分の身体のように扱える飛行アイテムがあれば、モンスターの強さ的に探索者たちがここまで苦戦することは無い、みたいなこと言ってたし


19

それはそうだろうな

そんなアイテム造れるならな!


20

『天空の城』を守る飛行系モンスターに対して、飛んでなければ弱いのにって言ってしまう専門家さんかー


21

まあ、今の情勢で似非ダンジョン番組何かに出演している専門家さんの意見だから

本物は、蒼唯が提供した研究用ダンジョンか、実際に災害が発生したダンジョンでの実地調査に夢中だから


22

まあ、そんな人たちは置いといてこの映像って少し前に撮られたモノだよな?

上手く行けば入城した頃?


23

速度だけで言えばとっくに入城して探索してる頃だけど、誰も入城出来てないから、入城の関門も判明してないから、絨毯のみで確実に行けてるとは断言できないな


24

>23

まあ、大丈夫だろ

何しろ蒼唯作だぜ


25

まだ正式に蒼唯作って決まってないけどな笑


26

既に『ブルーアルケミスト』への問い合わせは殺到してるらしいぞ


27

問い合わせしたところでなぁ

あそこ一点モノばっかだから


28

問い合わせするくらいなら、『ブルーアルケミスト』の各ページを隈無く見て、来るべくチャンスに備えた方が良いぞ


29

その『ブルーアルケミスト』のアクセス履歴とか精査して優良ユーザーを仕分けてるって噂本当なの?


29

知らん

ただ唯一言える事は、『ブルーアルケミスト』ガチ勢の中には、最初はアイテムを買う目的で見まくってたら可愛い沼にどっぷりハマって抜け出せなくなった人たちがいるからな


30

あー、『クマの雁木』とか有名だよな


31

あの人は凄いな

クマの鞄に着ぐるみパーカー、他にも沢山

『ぬいぐるみ少女』レベルで優遇されてるからな


32

そう考えると噂も信憑性があるな






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る