第11話 目を開けたら星空

夜も夜更けになった頃に、豊と蜜ちゃんは寝てしまった。

色んな話をして、2人は疲れてしまったのだろう。

すいちゃんは1人で黙々とあるものを作っていた。

それは、豊くんの歓迎会で家の中を星で飾りはじめたのだった。

なぜなら、豊くんは星が好きだと言っていたからだった。

部屋の中が満点の星空で満たされた頃に、すいちゃんは独り言をポツリと呟いた。


『綺麗な星空だな。いつか本物の星空を蜜ちゃんと見に行きたいな』


そう言って電気を消した。

電気を消すと余計に星のラメが夜空に見えた。

すいちゃんは満点の星空の下で豊くんと蜜ちゃんの間で眠りについた。


すいちゃんは喜んで欲しいなと思いながら目を閉じた。

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