第6話 すいちゃんの寝息
今日は一日中すいちゃんの家で過ごす日だった。
2人は夜ひとつの布団におしくらまんじゅうのように入るとすいちゃんが蜜ちゃんを後ろからバックハグした。
蜜ちゃんもそれに応えるようにすいちゃんの右手を握る。
そんな時間が10分くらい続いた後に、耳元ですいちゃんの寝息が漏れる。
その声を耳元で蜜ちゃんは聞いて少しだけすいちゃんの声で心が満たされていくのを感じる。
私たちの日常はそんな風に日常を満たしていくのだろう。
これからどんなことが起ころうとも、蜜ちゃんはすいちゃんを大事にしてすいちゃんは蜜ちゃんを大事にするだろう。
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