第3話 淫夢
フロイトの夢判断は、要するにあらゆる夢を「淫夢」に解釈する手法で…牽強付会というそしりを免れない…そういう批判は多い。棒状のものはすなわちペニスで、器のような形態はヴァギナとか、そういう極端な解釈は、フロイト自身の性的タブーへのこだわりの強さゆえではないか?精神分析という体系は前時代的なおとぎ話だろうか…しかし夢という奇態なものを、潜在意識に抑圧された欲望の充足、と解釈して「もう一つの裏の意識」の存在を明らかにした…つまり夢を理性的に解釈しようとしたことは画期的で、そのあとには現代の科学的な夢分析の研究があっても、フロイトの一種独特な、文学的な「夢」と「無意識」の世界の分析や解釈は、やはり巨大なインパクトを、いまだに人類社会に及ぼしている、と思える。知らんけどw
ニーチェは「世界は呪われている」と言った。なんに?
ルサンチマン、の本当の意味とは何か?
芥川龍之介は「悪魔祈禱書」で、いったい何を語りたかったのか?
<続く>
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