第3話 SEX
「ふー、やっぱり、女は若い子にかぎるわ」
さっきまで私の上で激しく腰を動かしていた男は、そういうとタバコに火をつけて一服しながらそう言った。
頭がボーっとして、今まで何があったか分からない。
私は下半身は裸で、床の上に仰向け倒れていて、股間から鈍い痛みを感じていた。
動物のような激しい喘ぎ声のほうに目をやると、亜美の上に金髪の男が覆いかぶさって床の上で亜美を犯していた。
「宮崎ちゃん、ホントいい子連れてきたね。これなら当分楽しめそうだ」
「そうでしょ。どっちもいいとこのお嬢様だからあんまり手荒に扱わないでよ」
私は宮崎と呼ばれた女性のほうに視線を移す。
「はーい、双葉ちゃん初体験おめでとう」
彼女は手に持っていたスマホでわたしの写真を撮った。
ああ、この人を知ってる。
「これから楽しいこといっぱいしましょ」
彼女は宮崎晴美。
3年生で、私たちが入部した軽音部の部長だ。
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