古川江美視点2~~遠慮ないセクハラ、もう泣きそうです…~~
私は胸全体が露出するまで体操着をぐいっと上げた。
彼氏にも見せたことがないのに…好きでもない男に見せるなんて、あまりにも屈辱的だ。
私は泣きそうになる。
そんな私の思いを知ってか知らずか、先生が鼻の下を伸ばしながらニヤニヤとした顔で、メジャーを伸ばして私の胸にあてた。
そのまま先生は私に抱きつくようにして、私の胸に巻かれたメジャーを一周させた。
40代男性が完全に胸を露出している女子高生に抱きつくような格好をしている。
もはや捕まらないのが不思議なくらいだ。
しかし、身体測定という免罪符があるため、私が何を言っても無駄なのだろう。
先生の濃い腕の毛が私のすべすべの若い肌に当たる。
わざとらしく時間をかけて、胸の感触をメジャー越しに楽しみながら測定している。
気持ち悪い…
そしてその数字を読み上げた。
胸囲は98cmだった。
へぇ、私そんなにあるんだ。もっと小さいかと思ってた。
すると先生は怪しげな笑みを浮かべながら口を開いた。
今なんて言った? 聞き間違いでなければ胸囲98cmと言った気がする……
しかも周りに聞こえるようにわざと大声で。
ということはつまり私の胸の大きさがカーテンレールの外にいるクラスの女子達だけでなく、男子達にもバレてしまったというわけで……
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