第7曲目 トゥルートラッシュ!
ミユきゅんが僕のことを認知していた?名前は間違えていたけど確かに「
もしかして認知されてないと言うのは僕の勘違いだった?
イヤ、でもあの日ミユきゅんは僕の事を初見客と勘違いしていた。
かと言って「
30分ってこんなに早く過ぎるっけ?
心臓のバクバクが止まらない早まる
「柏木ィありがとねェ〜バイト代には少しイロ付けとくから」
終わってしまった…
「
「そうだね…」
握手会やチェキ会などでは
「この辺りでイイかな」
ミユきゅんが選んだのはそこそこ
あの人全部気づいてたんじゃないか?
でもミユきゅんのこの様子では気づいても彼女には言っていなかったっぽい。
「ワタシがANIMAとしてデビューした時にね、来てくれたお客さんってたったの20人だけだったの」
とうとつにミユきゅんが話を切り出す。
それは僕も知っている。僕もその20人のうちの1人だったのだから。
「しかも、そのうちの12人は真木さんのツテで来てくれた
それは初耳だ!
「
残るは…
「
「知らなかった…」
僕が…一番…
「だから3ヶ月前、はじめは風邪とか体調不良かなって思ってたのにパタって来なくなっちゃったから、結構悲しかったんだ…やっぱ、飽きちゃった?」
「そんな事ないよ!そのォなんて言うか…ここ3ヶ月はバイトと学校で忙し過ぎただけだったから!」
こんな所で嘘を吐かなきゃいけないなんて…
「ANIMAに…私に飽きたんじゃなくて?ホントに忙しかっただけッ?」
「僕がミユきゅんの事飽きるなんてありえないよ!」
「…よかったァ」
ミユきゅんの目がほんのりと
「
ミユきゅんはニカっと笑って公園の階段を降りて、見えなくなった。
嘘…吐かなきゃじゃないよな…
「僕に
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