メルアドに『sentimental』入れし娘《こ》の背中を叩き家路に着く夏至

 メルアドに『sentimental』入れしの背中を叩き家路に着く夏至




 私が学生時代の頃はスマホは無く、ガラケーの全盛期でした。


 もちろんLINEもありませんでした。連絡手段はもっぱら電話の通話かEメールでした。


 そのため、当時は友達の中で、個性的なEメールアドレスを作ることが多かったのです。自分の好きな英単語を入れたり、中には恋人のイニシャルを入れる人もいました。

 

 今、思うと皆のセンスが光っていましたね。たまに面白いEメールアドレスを見ると、「これどういう意味?」と、そこから会話が生まれたりもしました。


 当時メルアドは私たちの一種のコミュニケーションツールだったのではないか、と私は勝手に思っております。

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