スキルと称号について
ステータスという物は人に見られることはありません。ただし【鑑定】や【魔眼】など特殊なスキルを使えば見ることが出来ます。ですがそのスキルもLV差が大きすぎると見ることが出来ない。
ですがLV差関係なくステータスを見ることが出来物があります。それが魔道具。魔道具についてはまた別の場所で説明をします。
神父が力を確認すると言い、水晶を持ってきた。
「この水晶は触れることで力を映し出します。さぁ、その力を我々にお見せください!」
ということでみんな順番に水晶に触れていく。ここでは比較のためとある一人のクラスメイトのステータスを書きます。名前はプライバシーの関係で伏せます。
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LV.1
魔力 :100/100
筋力 :110
耐久力:100
知力 :90
魔功 :80
魔耐 :100
俊敏 :110
運 :100
スキル
【剣術】【言語理解】
称号
【異世界からの来訪者】
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大体みんなこんな感じ。【言語理解】と称号【異世界からの来訪者】は全員共通で持っています。
ここでポイント!
重要なのは他のスキル。この人の場合は【剣術】だ。このスキルにより、今後の異世界生活が大きく変わる。
この人は今後、剣士として戦いの前線に立つ存在になります。
だがそれは危険と隣り合わせということでもある。いきなり実戦にはならないが、最終的には命のやり取りをしなければならない。戦闘用のスキルを持っているならばその覚悟をする必要があります。
ちなみに僕のステータスをそのまま映すとヤバいことになるので、【隠蔽】によってステータスを少し変更している。
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名前:遊佐勇魔 年齢:18 種族:人間
LV.1
魔力 :100/100
筋力 :100
耐久力:100
知力 :100
魔功 :100
魔耐 :100
俊敏 :100
運 :100
スキル
【鍛冶】【言語理解】
称号
【異世界からの来訪者】
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今回はこんな感じ。ステータスだけならこの世界の人の何倍もある。けどスキルが【鍛冶】なので戦闘面での活躍は期待されず、おそらく戦闘訓練もあまりさせてもらえない。まぁそれが狙いだけど。
そしてもう一つポイント!
他人のスキルは出来るだけ覚えておこう!
中には危険なスキルを持っている人もいます。そのような人は自分の力に飲みこまれて暴走する可能性があります。警戒しておきましょう。
ここで危険なスキルを紹介します。なおこれは一部です。
【強奪】:殺したのもののスキルを奪う
【洗脳】:洗脳する
【闇魔法】:精神に影響を与える
以下、強いけど危ないスキル
【複製】:他人のスキルをコピーする
【暗殺術】:暗殺能力の向上。他人から気づかれにくくなる
【凶暴化】:理性を失うがステータスを大幅に上げる
【時間魔法】:時間を操ることが出来る
このような強力なスキルとは逆に、一見弱いスキルも存在します。ですがスキルは使い方次第。どんなスキルを持っていてもそれを最大限生かせるように考えて使いましょう。
スキルは強力ですが、それと同等に危ない物でもあります。
ですが最終的には使い手次第、包丁も料理に使えば便利ですが人を傷つける武器になるのと同じことです。
使い道はよく考えて、慎重に使ってください。
続いて称号についても説明します。
称号とは世界から認められた場合に得ることが出来る物です。
称号はスキルと違い、それ単体に特別な力はありません。ですが称号は偽ることが出来ない物なので自分を証明するときに使うことが出来ます。
たまに【殺人鬼】とかの称号持っている人もいるので、称号も要チェックです!
そしてスキルには二つの種類があります。
一つ目は生まれつき持っている物。いわば才能です。
二つ目は何らかのきっかけで手に入れる物。これは剣の練習をして【剣術】のスキルを入手するような努力して手にする物。神や精霊などから与えれれる物など様々な種類があります。
「さすがは勇者様!みなさん素晴らしいお力です!今日の所はお疲れでしょうから、詳しい話はまた明日。今日はゆっくりとお休みください」
そして僕たちは各々部屋を貰い、その日はのんびりと休んだ。
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