第12話 Hランク依頼 本の清書
買い物の抱えたままケビンさんのとこへ行く。荷物を抱えた私を見て、ケビンさんは半笑い。
「ケビンさん、戻りました。」
『おかえり、フィリアさん。午前と同じ部屋に行こうか。』
午後はシャーナ近郊の薬草辞典みたいだ。
『絵や図のところは空けておいて。それ以外をよろしく。自分の都合でいいから終わったら呼んで。』
これは嬉しい。分布図まである。
夢中になって書いてたら、ケビンさんがやってきた。
『そろそろ3時間になるよ。今日は出来てるところまででいいよ。』
ポイントをもらって、お金はそのままもらう。明日もこのお金で買い物に行こう。
『明日も時間があるなら、今日の続きをお願いしたいがどうだろう?』
「はい。大丈夫です。」
『じゃあ、依頼書は書いておくからこのカウンターに来て。』
「はい。」
買った荷物を持って、宿へ帰る。明日はリュックにしよう。
今日書いた薬草の内容を書き出す。絵も覚えてるものは書く。錬金術で紙と鉛筆を作ってある。薬草の絵を書くなら色鉛筆が欲しいな。ツリーハウスに帰ったら作ろう。忘れないようにリストに書き込む。
ある程度書いたらお腹が空いてきた。今日もサンドウィッチ。中身は色々だけど、ちょっと飽きてきた。明日は露店で買おう。
お風呂入りたいな。宿じゃ無理だよね。
タライを出して、アクアウォッシュで身体を洗う。残り水はどうしよう。タライ毎しまって後で捨てよう。
風魔法で髪を乾かす。まだおちてないから染め直さなくても大丈夫。
シャスとファハは、シャスの糸を糸車で巻く。2匹を見ながら癒やされてる間に眠ったみたいだ。
朝置きたら、3巻糸が出来ていた。ありがとう二人とも。糸の販売どうしよう。朝食は果物を食べた。
「ケビンさん、おはようございます。」
『フィリアさん、昨日の続きよろしく。これ、依頼書ね。』
サインをすると、ケビンさんは忙しそうに出ていった。昨日の続きを作業する。
1冊終わった。ケビンさんに伝えに行く。
昼からも聞かれたので、昨日と同じように買い物終わってからならと伝え、午前の分を精算してもらう。
今日も露店へ向かう。お腹が空いたから、串焼きの店に並ぶ。串焼きを2本買って、メイン広場で食べる。ちょっと濃いが美味しい。
お腹がいっぱいになったので、目的の手芸店を探すが見つからない。
今日は諦めてギルドに戻る途中で小麦粉だけ買い込んだ。ギルドに戻り、ケビンさんに新しい本をもらう。本は、情報が古くなったのでこの地域の今の状態の本に作りなおしていて、今度は魔物図鑑。新しく追加されるのもあるようで、整理したあと同じ筆跡で書いてほしいそうだ。
魔物図鑑は、書き込みが色々あって、書くのに手間取った。2時間書いて、ケビンさんに手続きをしてもらう。明日は、朝から商人街へ行くので時間があったらまた仕事を受けさせてもらうようにケビンさんに伝える。
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