第13話:あなたは読者さまに何を伝えたいですか?
皆さんは、小説を読んでもらった読者さまに何を伝えたいですか?「楽しさ」ですか、「感動」ですか?
ま、小説に何を求めるかって、人それぞれ色々あると思いますが、私は「感動」「感心」を伝えたいと思っています。そうなると、それを達成するための手段って何になるか?ってのが議論になると思うんですよ。それに関しては人それぞれ意見があると思いますが、私は下記3点が大きなファクターだと思っています。
①恋愛
②トリック
③哲学・思想・知識
ここらへんは人それぞれなので、私はそう考えているというだけですので、反論しないでくださいね、私が泣いてしまいますw
てことで1つずつ掘り下げていきましょうか。まず①です、恋愛。これは簡単ですよね、心でするものですから、そりゃ「感動」はするのです。なので「感動」する小説を書きたければ、ここを書くのが一番楽です。男も女も、みんな理解しやすい感情ですからね。
次に②、トリック。これも「驚き」という感情が働きますので「感動」「感心」する項目だと思います。ただ、これは扱いが難しいです。ややこしければ、ややこしいほど、すべてが明かされた感動は大きいですが、難しくて理解できない人もいるんですよね。だからミステリー小説は人を選ぶと思っているわけです。
最後に③。これは、知識マウントと呼ばれがちなものではありますが、まぁ、知らない知識を得れば「知識欲」を満たされますので、これも「感動」する小説を形作るファクターですよね。でも、これも人を選びますよね。
ということで、私は自分の小説にこの3つを積極的に織り込んでいくんですが、「恋愛」の部分は弱くて悩んでいて、小説現代新人賞用に「恋愛小説w」を書いたわけです。もちろん、その内容には②と③も含んでるんですけど、まぁ専門的なことが書いてあるので、そりゃ中高生は読まないよな、とか、エンタメ要素が強いラノベで勝負にならないよね。というのが私の感想という訳です。
ということで、次回作は②のトリックに注目したミステリーを書いているのですが、これがね。ナカナカ書けなくてゲンナリしているとういのが今の状況になるのです。で、ちなみに③に注目したのが次々回作でして、これは純文学の賞に挑戦するつもりです! 芥川賞、狙っちゃいますよw
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