第06話:自分が書いた小説は「本当」につまらないのか?
さて、皆様はカクヨムに投稿したけどPV0だったり、★0だったりして落ち込んだことありますか? 私はありますw
私は、カクヨムに来る前、某文芸サークル的なところに所属していて、まぁ、ぼろくそ言われたもんです。「お前の小説はつまらない」とか、「お前の小説は心情描写が多すぎる」とか、「地の文が多すぎる」とかですね。で、結局、文学フリマにも出させてもらえないという酷い扱いをされてました。ね、PV0とか★0よりもつらそうでしょ?そうなんですよ。つらかったんですよw
でつらさに耐えきれずカクヨムに来たんですが、まぁ読まれない。PVもずっと0です。毎日更新しても一か月近くPV0です。散々たるものだったわけですよ。
でね、そんな経験した私だから、今、PVが少なくて、★が少なくて悩んでいる人に言ってあげたい言葉があるのです。
「あなたの小説は面白い、だから自信を持って!」
って。
じつは私、結構、カクヨムの小説を読んだ時期があったんですが、いや本当に信じられないくらいの量を読んだ時期があるんですが、その時の私が素直に感じたのは、「つまらない」と思った小説は「1つ」もないなってことなんです。
まぁ確かに人を選ぶなという小説はたくさんありました。専門知識がないとツライだろうなとか、こういうストーリー嫌いな人いるだろうな、てのは確かにありました。
でも、じゃあ、その物語が客観的にみてつまらないのか? と尋ねられたら私の答えは「No」なんですよ。少なくとも私は「面白い」と思いましたし、そもそも作者さまだって「面白い」と思ってるから書いているわけで、「面白い」と思うからカクヨムにあげてるんですよね? だったら少なくとも一人は「あなたの小説」を面白いと思っているわけなんですよ?
だいたい想像してみてください。あなたが「本屋」にいって「全部の本」を面白いと思いますか? 思わないでしょ。それが答えなんですよ。あなたの「小説は間違いなく面白い」のです。ただ、それを「面白いと感じる人が多いか少ないか」で「人気が決まっている」だけなのです。だから「テンプレ小説」は「面白い」と言われているだけなんです。
結局のところ、カクヨムに上げた小説のPVや★が少ない理由なんて3つしかないと思うんですよ。
①刺さる人が少ない
②web小説の大海に埋もれてしまっている
③3話くらいまでに盛り上がらない
で、①は説明しちゃいましたので、②を説明しますね。今、カクヨムに39万以上の作品が上がっているんですよ。知ってました? そりゃ自作品は埋もれてしまいますって。だから読まれないのは、あなたの小説が面白くないというわけじゃないですって。たまたま目立っていないだけですって。
実は、私、カクヨムで面白い小説を見つけて、71万字を1日かけて徹夜で読んだことがあります。でもその小説が「カクヨム」で評価されてるかというとそうでもなくて、★100以下、PVは1000以下だったんです。100話超えてた話なので、私はその小説のPV1割を稼ぎ出したというわけです。だから、ほんとPVなんて、web小説と読者との縁だけの要素で運だけなんですって。だからそんなの気にしたってしょうがないんですって。
ただ問題なのが③なんですよ。②でもいいましたが、カクヨムには39万の小説があるんです。読む人は色々選べるわけですよ。だから3話くらいまでで面白いかつまらないか判断しちゃうんですよね。世知辛いですよね。あ、でも、私は3話で切ることはしてないと思います。結構、深い話数まで読んでいる方だと思うんですが、ま、それはおいておきましょう。
でも小説で3話までに盛り上げるって、なかなかキツイんですよ。私みたいに物語の全体の構造を決めて、コンパクトに書いていこうという作者にとってはキツイんですよ。3話までに一つ山を持ってこようとすると物語の流れが歪んじゃう感じがしちゃうんですよ。まぁ、そこが腕の見せ所かもしれませんし、私が未熟なのかもしれませんがw
って、ダラダラ話しましたが、結論は簡単で
「世の中につまらない小説はない、その小説を好きな人が『多い』か『少ない』かだけで人気が決まっているだけ」
です。ね、私って結構いいこというでしょ? そうなんですよ、知らなかったんですか?w
あ、でも注意点が1個だけあります。「自分の小説」を読んでもらいたいのなら、読んでもらう人を選んだ方がいいです。「ラノベ」しか読まない人に「ノンフィクション」読んでもらったら、そりゃ3話でブラバされますよ。
だから、タグつけと題名とあらすじは、ちゃんと読んで欲しい人向けに描いた方がいいと思ってます。って、偉そうなこといっちゃいました。ごめんなさい。
あと蛇足ですが、私のイチオシは公募です。少なくとも下読みさんは読んでくれますし、評価シートを返してくれるところもあります。評価シートもらうとめちゃくちゃモチベーションがあがるみたいですよ。興味がある人は試してみてはどうでしょうか?
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