第58話 第8ダンジョン部の盛況
春香が転入初日の放課後、終業のチャイム鳴った途端重徳の元に歩美と義人がダッシュしてくる。
「ノリ君、部活の時間ですよ」
「師匠、ダンジョン部に急ぐッス」
本日は金曜日に初めてダンジョンに入った1年生たちによる内部での出来事や気付いた点の報告会並びに反省会が予定されている。重徳宅で開かれたバーベキューの折にも会話の中で思いついたことを話しあってはいたものの、やはり初回の振り返りはしっかりと行うべきだろう。ちなみに重徳はすでに昨日のうちにカレンに「月曜日は都合が悪い」と伝えてある。よって本日カレンは門弟たちに拉致同然に彼女がいまだ足を踏み入れてはいない階層に連れ去れているだろう。ボロボロになって道場に戻ってくる彼女の姿が容易に想像できる。
「よし、それじゃあダンジョン部に行こうか。信長も出席するんだろう」
「もちろんだよ。他のパーティーの動向も改めて確認しておきたいしね」
重徳の前の席に座っているロリ長も当然と言った表情でリュックを肩に背負って教室を出る準備は万端。だがここで重徳の横から…
「フッ、我が同胞よ。そなたは我がいまだ見果てぬ新たな道を歩もうとしておるのか? 一体いかなる約束の地を目指そうというのだ?」
「ノリ君、通訳をお願いします」
「俺たちがこれからどこに行くのかと聞いていると思う」
不意打ちのように横から話に割り込んできたのはもちろん春香。実は彼女の家は重徳と同じ方向ということもあって一緒に帰ろうと秘かに目論んでいたのだが、急に重徳がどこかに行くという話を耳にして大慌てで割り込んできたよう。その証拠に授業中は黒板が見えづらくて外していた眼帯が片耳にぶら下がった状態のまま。邪龍の封印はどうやら授業中に限っては外しても大丈夫らしい。この辺は厨2病患者らしいご都合主義が垣間見られる。
ともあれ重徳の意訳は大体合っている。ここで気を利かせた歩美が…
「もしよかったら春香さんも私たちのダンジョン部を見学しますか? アットホームで先輩たちもとっても面倒見がいい部活なんですよ」
「フッ、我が易々と他人に尻尾を振るなど笑止千万。有象無象と楽しげに交わろうなどとは思い違いも甚だしい」
「それじゃあ、お前はひとりで帰るんだな」
偉そうに告げる春香を重徳は冷たく突き放すと、急に彼女の態度が一変する。重徳の制服の袖を掴んで無言で上目遣いで見上げる情けない姿に。
「一緒に行きたいんだったら最初から素直に言えよな」
「フッ、我は究極の大魔導士。所詮は孤高の道を歩むのみ」
「じゃあ、連れていかないぞ」
重徳の言葉にフルフルと頭を振っている春香がいる。やはり本音では重徳と一緒にいたいよう。この様子を目撃した義人は…
「信長君、相当面倒な人みたいッス」
「僕も何となくわかってきたよ。あまり深入りすると厨2の沼に引きずり込まれそうだ」
厨2の沼… なんとも恐ろしい表現をするロリ長。次第に周囲に感染して厨2ワールドを創り上げてしまうという底なしの病があると聞く。この病に感染しないためにはひたすら心を強く保つ以外に方法はないらしい。もしくは発症患者との関わりを根元から断つのも効果があると噂されている。
ともあれその後、日直で黒板を消していた梓と他の聖女と喋っていた彩夏も合流してくる。そこで重徳の目は彩夏の横に立つひとりの人物に向けられる。重徳だけではなくて、ロリ長や義人も「えっ」という表情でその人物を見ている。
ここで彩夏が気を利かせて…
「こちらは奈良康代さん。みんなも知っていると思うけど聖女だ。実は彼女は第8ダンジョン部に入部を希望しているんだけど、今日のうちに見学だけでもどうだろう?」
ロリ長、義人、梓の3名はどうしたものかという表情で顔を見合わせている。というのもこれまで重徳や歩美をクラスの聖女たちが無視する状況、その中心にいたのが彼女といっても差し支えないから。
だが重徳の反応は違う。
「奈良さんですね。言葉を交わすのは初めてですが、お礼の手紙をちゃんと読ませてもらいました。気持ちを新たにして俺たちと積極的に関わりたいというなら拒む理由はありません」
康代は歩美が登校した次の日から教室に顔を出している。魔力の補充に時間がかかり、歩美よりも1日入院が長引いていた。登校してきた日のうちに彼女は改めて歩美にこれまでの非を詫びて、その翌日には重徳宛の手紙をしたためて歩美に託したという事情がある。
「そうですよ。奈良さんは彩夏ちゃんの次に私に魔力を受け渡してくれました。命の危機が迫る場面では本当の人間性が出るものです。あの時の真心が奈良さんの本心だと私は信じます」
「四條君、鴨川さん、私の気持ちを汲んでくれて本当にありがとうございます。今までヒドイ態度でしたが、自分が本当に死ぬかもしれないと感じてこんな生き方をしていちゃダメだと気付いたんです。急にわだかまりが溶けるとは思っていませんが、これから仲良くしてもらえると嬉しいです」
殊勝な態度ながらも康代の瞳には強い意志の力が宿っている。自分はこれから生まれ変わると決心したその意思は重徳から見ても強固な様子。
大事故に遭ったり大病を患ったりして死の淵から生還すると、人は往々にして生き方や考え方が180度変わる例がある。そしてそんな人たちはこれまでの生き方を振り返って自分と他人を大切に生活していく、時には自己を犠牲にしてまで他人に尽くす… そんな生き方を選択するケースが多いと聞く。彼女もそんな気持ちに目覚めて今重徳たちの前に立っているのだろう。重徳としてもこんな彼女の気持ちを無碍にはしたくないよう。
「それじゃあ、ダンジョン部に向かおうか」
「はい、いきましょう」
重徳が席を立つと、全員が教室を出ていく。そのままゾロゾロとダンジョン部がある部活棟へ。ドアを開けて中に入ると、すでに先輩たちと縦ロール榎本、楓といったいつもの面々がテーブルに着いている。
「先輩方、遅くなってすいませんでした」
「いや、大して待っていないからいいよ」
春香の面倒な対応と康代を受け入れる話などをしているうちに集合時間に少しだけ遅れてしまったお詫びをしている重徳。先輩たちは少々の遅刻など気にした風もなく、にこやかな表情を浮かべている。その間に縦ロール榎本と楓はサッと席を立って梓とロリ長の隣を確保に打って出る。まんまと隣に座って両名とも満足そうな表情。
ここで真由美先輩が…
「おや、なんだか人数が増えているような気がするんだが」
「はい、第8ダンジョン部を見学したいという二人を連れてきました。二人ともうちのクラスです」
「そうなのか。さすがは四條君たちだ。クラスメートを続々勧誘してくれているんだね。さっそくだけど見学者の二人には自己紹介してもらえるかな」
まあこれはごく普通の流れ。いくら見学とはいえ、わざわざ部室にやってきて名乗りもしないで見ているだけというわけにはいかない。ということで先に康代が立ち上がる。
「皆さん、はじめまして。奈良康代と申します。Aクラスの聖女です。鴨川さんや上条さんのように誰かのために役に立ちたいと思っています。どうぞよろしくお願いします」
パチパチパチパチ
部室内から拍手の音が響く。康代の決心ともとれる自己紹介に先輩たちは満足げに頷いている。ここまではいい。康代の自己紹介に関して心配する人間はひとりもいない。だが問題なのは次。そしてその時がやってきて春香が立ち上がる。
「フッ、戯れにうたかたの集いとやらに顔を出してみれば、名もなき凡人の群れとは。まあよかろう。我が名を聞くがいい。我は究極の大魔導士スプリングフレーバー。よく覚えておくがよい」
春香が名乗った「スプリングフレーバー」とは、どうやら自分の名前を英語に直訳したモノらしい。当然こんな予想もしていない自己紹介が飛び出てきたせいで、先輩たちやCクラスの二人はパイプ椅子の上で仰け反っている。
「痛い子だ」
「超痛い子がやってきた」
「誰が面倒みるのよ?」
「私、自信ないから」
「本当に入部させるの?」
アイコンタクトだけでこれだけの会話が出来る先輩たち。1年間かけて培ってきたチームワークの賜物といえよう。とはいえダンジョン部として春香にどう対応するかというのはまた別の問題。
だがここで堪りかねた重徳がフォローに出る。
「先輩方、本当に申し訳ありません。こいつは俺の中学時代の知り合いで、編入試験に合格して今日からウチのクラスに仲間入りしました。とはいえ相当に性格がコジれているので、当分の間俺が面倒を見ますからどうか入部を認めてください」
しばらく部室内に沈黙が流れる。そしてコホンという咳払いの後に真由美先輩が…
「1年生の入部に関しては四條君と1年生に任せると伝えたはずだよ。君たちがいいと思うのなら私たちはその意思を尊重するから」
といいつつも、やや不安そうな表情を浮かべている。もちろん他の先輩も同様だが、ここで副部長の藍先輩が…
「ま、まあ、四條君が面倒を見るというのならお任せしましょう。私たちにはちょっと荷が重いかもしれないし…」
実に正直な感想をぶっちゃけてくれる。まあ確かにその通りといえばその通りに違いない。
こうして両名の受け入れが決まる。見学と銘打ってはいるが、実質的な入部の面接のようなものが何とか終了。第8ダンジョン部は何よりも人間性重視なので、春香は重徳のアシストでギリギリ合格という感じかもしれない。
コンコンコン
するとここでドアをノックする音が響く。義人が席を立ってドアを開くと、そこにはひとりの女子生徒の姿が…
「もしかして入部希望者かな? 遠慮なく中に入って空いている席に座ってくれるかな」
真由美先輩の声に促されてその女子生徒はペコリとお辞儀をしてから部室に入る。彼女の顔に重徳たち、とくに梓が「おや?」という表情を向けている。
「急に伺って申し訳ありませんでした。私は1年Bクラスの沢田彩です。第8ダンジョン部に入部したくてこうして伺わさせていただきました」
何しろ春香の途轍もない自己紹介のあとだけに、こうして普通に挨拶されると何かとっても素晴らしく聞こえてしまうからアラ不思議。しかも彼女の挨拶はしっかりと礼儀を弁えたモノだけに、余計にそのように受け取られるのだろう。ここで梓が…
「あなたは模擬戦で戦った…」
「はい、二宮さんに見事に1本とられた者です。二宮さんがこちらのダンジョン部に入ったと聞きまして、これから一緒に切磋琢磨しようと考えて入部を希望しました」
態度や志望動機に一片の曇りも見当たらない。これ以上ない完璧な彩の挨拶に先輩たちはホクホク顔。春香の時とはずいぶん違う。そりゃぁ~、そうだ。
ここで重徳が…
「沢田さん、はじめまして。先日の模擬戦を拝見して気になったんだけど、質問していいかな?」
「私に答えられる範囲でしたら」
「まずはじめに名乗っておく。俺は古武術四條流後継者四條重徳。沢田さんの槍の技術を見てさぞや名のある流派だろうと見当をつけたんだけど、いかがかな?」
「ご丁寧に名乗っていただきありがとうございます。四條流といえば南朝楠木正成を源流とする古武術の一派だと聞き及んでおります。まさかこの学園でかような名のある武術の後継者殿とお会いできるとは思っておりませんでした。私は福島のお殿様に仕える槍術信南役沢田家の嫡流に生まれております。兄がゆくゆくは後継者を務めますが、私も父に習って槍を嗜んでおります」
さすがは歴史ある流派の嫡流。ちなみに彼女の口から名前が出た「福島のお殿様」とは戦国武将にして江戸時代も大名として名高い福島正則を指す。賤ケ岳七本槍として名を上げた福島正則の家系で槍の指南役とあらば、そこに伝えられる技術はやはり模擬戦で披露された通り。天然勇者の梓と五分に渡り合ったのも納得できる。
「わざわざご丁寧にありがとうございました。四條流は今やすっかり落ちぶれて沢田さんが仰るような立派なモノではありません。これからもよしなにお願いいたします」
相手が名のある流派の一員と聞いた重徳は丁寧な態度で頭を下げている。この遣り取りを聞いていた梓が…
「四條、そんなに沢田さんの武術はスゴイのか?」
「槍を扱わせれば右に出る者なしと謳われた流派だよ」
「どおりであれだけ苦戦するわけだ。沢田さん、私もこれからもっと強くなっていきたいと望んでいる。お互いに切磋琢磨して技を磨いていこう」
「はい、こちらこそどうぞよろしくお願いします」
こうして彩も第8ダンジョン部に入部が決まる。このあと先輩たちから部活に関する説明をしてもらって、入部希望書を受け取っている。必要事項を記入して真由美先輩に提出したら晴れて正式に入部となる。
ついこの間までは2年生の女子五人だけで細々と運営していた第8ダンジョン部だが、気付けば1年生が十一人となり今や結構な規模。部の存続の危機から脱したと先輩たちはホクホク顔。とはいえ東堂が所属する第1ダンジョン部に至っては上級生だけで四十人近い部員を抱えている。そのうえ1年生の多くの生徒が入部を希望しているとあって、近々選抜試験を行うという噂が聞こえてくる。
しかし部の運営は数を競うものではない。少数精鋭でも実績をあげれば周囲は自ずと認めてくるもの。今後の第8ダンジョン部の活躍に期待したい。
「まだ正式に入部というわけじゃないけど、今日加入した三人がどこのパーティーに入るか今のうちに決めておきましょう」
という真由美先輩のひと言で配置決め開始。話し合いの結果、春香はアルファー隊。康代と彩はガンマ隊と決定する。春香については重徳が「当分面倒をみる」といった以上、彼のパーティー以外考えられない。ちなみにアルファー隊はレベル120の重徳ととんでもない式神を召喚する歩美に加えて勇者の義人までいる。ただでさえ1階層程度では過剰戦力なのだが、春香の痛い性格を考慮すると他のパーティーへの加入は一切考慮されなかった模様。世の中には「混ざるなキケン」という言葉が存在する。
康代に関しては梓との組み合わせが無難だろうという結論で、彩についてもガンマ隊のアタッカー陣の不足から彼女が配属となる。それに伴って槍士のひかり先輩がベータ隊に斥候役の弘美先輩がガンマ隊に移動。二年生のパーティー変更に関しては全体の能力バランスを考慮して真由美先輩が決めている。
その後は昨日の報告会が簡単に行われて、最後に真由美先輩が…
「今後の活動予定をプリントにしておいたから、全員目を通してもらいたい」
さすがは部長。5月と6月の予定をまとめたプリントを用意している。テーブルを囲んでいる面々が自分の分を1枚ずつ手元に残して横に座っている人間に渡していく。義人の所にもプリントが回ってきて、彼は何の気なしに隣の春香に声を掛ける。
「はい、大野さん」
「フッ、究極の大魔導士に対する貢ぎ物とは殊勝な心掛けよ」
「いや、普通にプリントが回ってきただけっス」
この何気ない遣り取りに歩美が食い付く。
「義人君は大野さんが何を言っているかわかるんですか?」
歩美から急に話を振られた義人は不思議そうな顔を向ける。なんでこんなことを聞かれるのだろうか? 大体こんな感じの表情といえばいいだろうか。
「なんとなくわかるッスよ。中学の時の友達もこんな感じだったッス。そいつは『左目の封印が溶けたらフェニックスが蘇って万物を焼き尽くす』と言っていたッス。一緒にいると自分も厨2病扱いされたッス」
(目玉焼きが出来そうだな)
重徳が心の中でツッコミを入れる。
それはともかくとして、この義人の発言が波紋を呼ぶ。部室にいる同じクラスの生徒の目が一斉に義人に注がれる。みんなの気持ちを代弁して重徳が…
「義人、お前自分で気が付いていないのか?」
「師匠、一体何に気が付くッスか?」
「お前… 本当に自覚症状がないんだな」
「師匠、一体何の話ッスか?」
「あのなぁ~、お前は中学時代昼休みもずっとスラッシュの練習をしていたんだろう」
「もちろんッス。放課後も校舎の裏でやっていたッス」
「アニメのヒーローに憧れて始めたって言ってたよな」
「そうっス。大魔王バ〇ンを倒す小さな勇者に憧れたッス」
「それで死に物狂いでスラッシュの練習をして、努力の果てに勇者になったと」
「師匠、その通りっス」
「義人、いいか、よく聞くんだぞ」
「しっかりと聞くッス」
「義人のような人間をなぁ… 世間では厨2病というんだよ」
「えっ、どういう意味っスか?」
「そのまんまの意味だ。中学の時のお前はどこから見ても立派な厨2病患者だったんだ」
「えええええええええええええええ!」
やっと重徳の言葉の意味を理解した義人が部室に響く大声を上げている。どうやら今まで本人としてはまったく自覚がなかったよう。そして声を振り絞るように…
「師匠、じ、自分は本当に厨2病だったんスか?」
「クラスの連中から『昼休みにサッカーやろうぜ』と誘われたことはあるか?」
「入学した頃はあったッス。1か月くらいで誰からも誘われなくなったッス」
「周りから『そろそろ諦めて真面目に進学のこととか考えたほうがいい』と言われたことはあったか?」
「3年生になってしょっちゅうあったッス」
「その時お前は何と答えた?」
「自分は勇者になると答えたッス。あの頃は親や他人の意見なんか耳に入ってこなかったっス」
こんな中学生活を送っていたからこそ、義人の周りには厨2病患者が寄ってきていたのだろうと推測される。彼は春香のことを「面倒な人」と評していたが、実は自分も同類だったよう。厨2病の恐ろしさは本人にまったく自覚がない点だが、やはり義人も無自覚のままに恐ろしい病に自ら感染していたのだろう。
そして重徳は厳かな表情で…
「厨2ソムリエの俺が断言するぞ。お前は立派な厨2病だったんだ。それもかなり重度のな」
「イヤだ~、忘れたいっす!」
「ムリだな。お前は自分の中で一生拭えない黒歴史と引き換えに勇者の称号を得たんだよ」
「もう死にたくなってきたッス。師匠、今日の稽古は休んでいいっスかね?」
「自分の部屋で体育座りしていても気分が落ち込むだけだぞ」
「しばらくひとりにしてほしいッス」
こうして自分の殻に閉じこもる義人。だが彼の様子を見ている春香はニマニマが止まらない。またひとり仲間が見つかって嬉しいよう。
「フッ、取るに足らぬ小童ながら、我の下僕に取り立ててくれようぞ。この究極の大魔導士に認められたのだ。喜びを露にするがよい」
「もう許してほしいッスぅぅぅぅぅぅ!」
義人の悲痛な叫び声が部室に響くのであった。
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次第に部員が増えていく第8ダンジョン部。先輩たちは嬉しそうで何よりです。それはともかくとして厨2認定された義人君は自分の黒歴史を克服できるのでしょうか?しかも春香にも気に入られたようだし、この先いかなる展開が…
この続きは出来上がり次第投稿します。どうぞお楽しみに!
「面白い」「続きが早く読みたい」「義人の黒歴史も結構ヤバい」
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