第44話 恐怖の保護者


 ひとり取り残された男に対して重徳は努めて優しく尋問を行う。もちろんこれは歩美が見いている目の前で手荒なマネをしたくないという心理が働いているのは言うまでもない。粉砕された手首の痛みに耐えかねて洗いざらい自供する哀れな男。重徳は彼の懐を弄って免許証を写メって、ついでに財布から組の代紋が入った名刺を数枚拝借。そこには男が所属する組織の名称と連絡先が記載されているので、これで身元がすっかり判明。


 ここまでわかれば負傷した男には用はないとばかりに重徳は歩美に手を差し伸べる。彼女は車に連れ込まれた恐怖心がいまだ冷めやらずに道路わきにへたり込んだまま。重徳が助け起こそうとするが、足元がおぼつかない様子でフラフラしている。



「仕方ないなぁ~。歩美、ちょっと我慢するんだぞ」


 などといいながら彼女の体をヒョイと持ち上げる重徳。いわゆるお姫様抱っこの態勢で来た道を神社方面に戻っていく。車で移動した分かなりの距離があるはずだが、レベル86の重徳にとっては歩美を抱えながらの道のりもまったく苦にならない。


 間もなく神社が見える辺りまで戻ってくると、ここまで呆然自失で重徳にしがみ付いていた歩美がようやく自分を取り戻す。そして重徳に抱っこされて移動している現在の状況に気を回す余裕が出てきたよう。



「えっ… なんでノリ君に抱っこされているんでしょうか?」


「歩美、怖い思いをさせたな。もう大丈夫だから、このまま家まで運び込むぞ」


 重徳に言われてようやく霧がかかったようにはっきりしなかった意識がシャキッとする歩美。



「ノ、ノリ君、もう大丈夫ですから降ろしてください。私重たいし、ノリ君が大変です」


「いや、全然重たくないぞ。怖かったんだから落ち着くまでは俺に甘えていてくれ」


 重徳としては「自分に甘えてこのまま抱っこで運ばせてくれ」と言ったつもり。だが歩美は何を勘違いしたのか彼の首に回している両手にグッと力を込めて少し顔を持ち上げつつ、重徳の頬に自分の頬を寄せていく。そのままほっぺスリスリ状態で自宅へ到着するまで重徳に身を任せるのであった。






   ◇◇◇◇◇






 歩美の自宅の神社の境内では来る例大祭に向けての準備で宮司装束の壮年の男性と工務店の担当者が神楽舞台の設営に関する打ち合わせを行っている最中。毎年2回同様に舞台の設置を任せているので、打ち合わせ自体は至極順調に進んで世間話に興じている。


 その最中に歩美を抱っこした重徳が境内に入ってくる。歩美を抱える重徳と壮年男性の目が合うと、ピシッと音が鳴るような得も言えぬ緊張感が張り詰める。そしてただならぬ様子に気が付いた男性が…



「歩美、一体どうしたんだ?」


「あっ、お父さん」


 この時点で重徳は悟る。非常に不味い光景を一番見せてはいけない人物に見られたと。だが今回は非常事態ゆえに、意を決して歩美の父親の元に彼女を抱っこしたまま近付いていく。父親は業者に向き直って…



「申しわけない。それでは打ち合わせの通り舞台の設置はお任せしたい」


「何やらお取込み中らしいので、私はこれで失礼します」


 ペコリと頭を下げて業者は戻っていく。どうやら空気を読んだよう。



「歩美、一体何がどうなったら男性に抱きかかえられて帰宅してくるんだ? もしかしてケガでもしたのか?」


 これは父親としては至極真っ当な意見だろう。まずは娘に何かあったのではと心配する親としての当たり前の心情が言葉の端々に浮き彫りになっている。



「歩美さんのお父さん、自分は四條重徳と申します。これには深い理由がありまして、出来れば落ち着いて歩美さんが休める場所でお話したいのですがいかがでしょうか?」


「ああ、君が四條君なんだね。かねがね歩美から話は聞いているよ。それでは居室に案内しよう」


 どうやら重徳の名前を歩美の父は聞いていたらしい。その礼節を弁えた態度にも好感を抱いているよう。礼儀だけはうるさいほど祖母から仕込まれてきた過去を今更ながらに重徳は心の中で感謝している。


 そのまま歩美を抱えて居室へと向かう重徳。さすがに歩美も父親の前ではほっぺスリスリは自重している。とはいえ重徳の首に回した両腕は依然として力を込めたままで、互いの顔同士が妙に近い距離にあるのは拉致され掛かった恐怖ゆえと解釈しておこう。

 

 案内された応接室のソファーにゆっくりと歩美の体を降ろすと、重徳は深々と一礼して改めて自己紹介。



「初めてお目にかかります。四條重徳と申します。本日はこのような唐突な訪問で申し訳ありませんでした」


「これはご丁寧に。歩美の父で鴨川緑斎と申します。まあお茶でも飲んでくつろいでからお話を伺いましょう」


 さすがは神社の宮司を務める身。娘が抱きかかえられて帰宅した際には少々泡を食ったようだが、現在はすっかり落ち着きを取り戻している。そうこうするうちに先日訪問した際にちょっとだけ顔を合わせて歩美の母親がお茶を運んでくる。父親の目配せで、お茶をテーブルに乗せた直後にいかにも残念そうな表情を浮かべて台所に戻っていく。歩美も運ばれてきたお茶を口にすると、かなり落ち着きを取り戻したよう。



「それで、何があったんだい?」


「はい、実は…」


 重徳はつい今さっき起こった出来事を説明。その間緑斎は無言で話を訊いている。



「というわけで、襲撃した連中の背後には横浜の港南昇龍会というヤ〇ザ組織が絡んでいます」


 重徳は先程の男から回収した名刺を数枚テーブルに広げる。



「なるほど、四條君や歩美がこのヤ〇ザ組織から狙われる心当たりはあるのかな?」


「いえ、今のところは思いつきません」


「お父さん、私も急に襲われて何のことかサッパリです」


 どこかの怪物ジジイじゃあるまいし、普通に日常生活を送っている人間がそうそうヤ〇ザ組織に狙われるなどという出来事自体起こらないはず。ヤ〇ザの皆さんだって無関係な一般人をターゲットにするほど暇ではないし、現在は法律の規制が厳しくなって一発でアウトとなる。


 しばらく考え込む表情の緑斎。やがて何かを決心した表情でスマホを取り出す。



「相手の情報が何もないとこちらも動けないからね」


 と言いつつどこかに電話を掛ける。



「ああ、もしもし。御中みなか神社の鴨川です。実は調べていただきたい件がありまして… はい、港南昇龍会の組長と主な幹部… はい、あとは縦横の繋がりなどもわかる範囲で…」


 どうやら歩美の父緑斎が連絡しているのは横浜の神社らしい。全国各地に所在する神社のネットワークはけっしてバカにはできない。何しろ日本中の大小の神社を合わせた総数はコンビニ店舗数の3倍ほどにのぼる。ことに商売や事業を行っている人間はゲン担ぎでどこかしらの神社の氏子になっている場合が多いので、このような情報など簡単に集まってくる。


 しばらく襲撃時の細かい状況説明を行って迂闊に術を用いて危機を招いた歩美が父親に大目玉を食らったりする場面もありつつ待っていると緑斎のスマホに着信が…



「はい… はい、わかりました。ありがとうございます」


 どうやら港南昇竜会を洗うのは簡単なお仕事だったよう。あっという間に欲しい情報を入手している。歩美の父親、穏やかそうな外見にそぐわず中々侮れない。



「今のところわかった情報なんだけど、このヤ〇ザ組織の組長は高山聖吾で若頭は長男の高山那義というそうだ。この二人に聞き覚えはあるかい?」


「全然ありません」


 重徳はまったく聞き覚えがないと断言。だが歩美は考え込んでいる様子を見せてから何かを思い立ったように口を開く。



「お父さん、直接関係があるかどうかはわからないんですけど、同じクラスに高山和義という生徒がいます」


「そんなヤツいたっけ?」


 相変わらず重徳はクラスの男子生徒の名前などテンで覚えてはいないよう。いつも訓練している仲間たちや部活の先輩のように何らかの深い繋がりがないと名前など覚えるだけ無駄とでも思っているのだろう。



「ほう、もし仮にその生徒がヤクザ組織と繋がりがあるとして、四條君や歩美が何らかの恨みを買う理由があるのかな?」


「自分は勇者たちを片っ端から負かしているので、もしかしたらその高山というヤツにも何らかの恨みを買っているのかもしれません」


「私は喋ったこともないので、なんとも言えません」


「そうか」


 ここまで話が進んだところで緑斎はしばし考えこむ。その時…



「お父さん、境内になんだかガラの悪い人たちが大勢入ってきました」


 歩美の母親が緊急事態を告げに応接間に飛び込んでくる。どうやら体勢を立て直したワゴン車の連中が乗り込んできたのか、もしくは監視をしていた別動隊がやってきたのかは定かではないが、おそらく今回の拉致に関わった暴漢共の一味だと考えてよさそう。



「俺が追い払ってきます」


 重徳が立ち上がるが、それを止める緑斎。



「まあまあ、四條君。そんなに慌てる必要もないよ。それにこの神社にやってきたんだから、宮司の私が対応するのが筋というものだろう」


「でももしかしたら荒っぽいことも平気な連中かもしれないですよ」


「ハハハ、心配してくれるんだね。まあ大丈夫だから任せなさい。君は歩美の傍についていてくれ」


 それだけを言い残すと、緑斎は応接間を出ていく。本当に大丈夫なのかと不安を隠せない表情の重徳に対して、歩美と彼女の母親は案外平気な顔で父親の後ろ姿を見送っている。



「歩美、お父さんが心配じゃないのか?」


「たぶん大丈夫だと思います。ウチのお父さん、ああ見えても乱暴な人たちの対応に慣れていますから」


「そうですよ。四條君と歩美は万一巻き込まれたら危ないからここにいなさいね」


 歩美だけではなくて彼女の母親までが重徳に「この場にいろ」と言ってくる。これは一体どうしたことだろう… 重徳の頭には???が大量に浮かんでいる。



 一方こちらは居住区を出た緑斎。境内の開けた場所に来てみると、鳥居のこちら側にたむろしているいかにもガラの悪そうな男たちが睨み付けてくる。様子を観察していると、十人以上の男たちが寄り集まって緑斎の元に。なんの用件かと黙っていると、だしぬけに男のリーダー格と思しきひとりが切り出してくる。



「おう、テメーはこの神社の人間か? ついさっき高校生のガキが二人ここに逃げ込んだはずだ。もし匿っているなら連れてこい。隠し立てするとタメにならないぜ」


 よくありそうな脅し文句を並べたてる男。だが緑斎は平然とした表情をまったく崩さない。



「確かに高校生が二人先程戻ってきましたが、私の娘とボーイフレンドでしてね。連れてこいと言われておいそれと引き渡すわけにはいかないんですよ」


「なんだと、テメーがあの娘の親か。だったら話が早い。あのガキどものせいで俺たちの仲間が怪我をしたんだ。落とし前は付けてもらうからな」


「さて、一体何のことだかわかりかねますな。何か証拠でもありますか?」


「ガタガタうるせえんだよ。さっさとこちの言うことを聞かないとこの神社に色々とマズいことが起こるぞ」


「まさか神社に何かしようなどとお考えですか?」


「そっちの出方次第だけどな」


 この手の男には常識論や法律論など通じない。そこにあるのは自らの力を他人にひけらかして無理やりにでも服従させようという身勝手な暴力の論理だけ。このような場合大抵の人間は迷惑行為で警察に通報するはずなのだが、緑斎はひょっとして官憲の手を借りずに自分で解決しようなどと大それた考えをしているのだろうか? 状況的には一介の宮司の手に余りそうな案件のように思われるのだが…



「お話は承りました。しかしこちらは一切要求を受け入れる気がございません。ましてやこの場は神の御霊を祀る神域。参拝する気持ちのない方々は足早にお帰りいただきたい」


「なんだと、テメーらが痛い目に遭わないようにこっちは親切心で忠告しているんだぜ。それを無碍にするってことは、どうやら痛い目に遭いたいってことでいいんだな」


「もう一度申しあげます。ここは神域、神様のおわす神聖な場所です。参拝の意思がないならお帰り願います。さもないと神罰が下りますよ」


「バチが当たるってのかい。笑わせるんじゃねえよ。神様が怖くてこんな稼業やってられるか」


 神をも恐れぬとはこのことだろうか。強面を前面に押し出して緑斎を屈服させようと試みる男たち。中には懐に右手を突っ込んで何やら剣呑な物体を取り出そうとする者まで現れ始める。



「そうですか。お話で事が済むならその方がいいと願っておりましたが、神域を汚す者には痛い目に遭っていただきましょう」


 緑斎は表情ひとつ変えぬまま両手で大きく柏手を叩く。境内に音が反響するが、これといった目に見える変化は見当たらない。だが目に見えない変化は確実に引き起こされている。緑斎の柏手によって鳥居の内側と外側が区切られて、当分の間境内に外から誰も入れないように見えない壁が出来上がっている。万一近所の子供でも紛れ込んだら大変なので、一種の結界の内部に境内全体を包み込んだらしい。


 男たちが訝しげに緑斎を見ていると、今度は両手で印を組んで…


 

おん


 緑斎がたった一言唱えると周囲の景色が変わる。いや正確に言うと景色自体に変化はない。変化はないが色がどうにもおかしい。古い時代の写真のようにセピアカラーというか… とにかく茶色がかった濃淡だけで鳥居や神社の拝殿が表現されているといったほうが正しいだろう。この時点で男たちは緑斎が創り出した強固な結界の内部に取り込まれている。もちろんそんなことなど知る由もない男は…



「テメー、一体何をしやがった」


「神罰を下す準備ですよ」


 緑斎の術を前にした男たちがやや慌てた表情で尋ねるが、彼は澄ました表情で懐から呪符を取り出す。数枚の呪符を手にしながら…



「急急如律令、式神召喚」


 声の後に呪符を空に向かって放ると、いつの間に出現したのか男たちを取り囲むように8体の鬼が獰猛な牙や長く伸びた爪をひけらかすように立っている。



「な、何だっていうんだ」


「ほ、本物の鬼なのか」


「信じねえぞ。俺は絶対に信じねえからな」


 口々に驚きのセリフとあまり意味のない強がりを繰り返してはいるが、もれなく全員額には珠のような汗を浮かべている。そんな彼らをいつの間に昇ったのかわからないが本殿の壇上から見下ろしつつ緑斎が…



「信じようが信じまいがどちらでも構いませんよ。神罰はあなた方に平等に下ります。ところでその前に高山義和という聖紋学園の生徒とあなた方の関係を教えてください」


「誰が喋るか」


「仕方ないですねぇ~」


 口を割らないようなので、緑斎は最寄りの赤鬼に顎で「ヤレ」という意味のサインを送る。鬼は牙を剥き出しでその男に近づくと、いきなり伸びた爪を心臓の辺りに突き刺す。大量の血が溢れ出る胸部から心臓を取り出すと、それを口の中に放り込んでグチャグチャ咀嚼してから飲み込む。もちろん心臓を引き抜かれた男は息が絶えているのは言うまでもない。


 この光景は男たちに恐慌をもたらす。強大な鬼が自分たちをその手に掛けて引き裂いていく。そんな未来を予想するだけで体がガタガタ震え出して声すら上げられない。



「全員食べていいですよ」


 どうやら男たちに見切りをつけた緑斎の冷酷な命令が下る。鬼共は喜色に満ちた表情を浮かべて一斉に襲い掛かる。ある者はオモチャの人形のように手足をバラバラにされて、またある者は頭からその巨大な口にかぶりつかれて… 阿鼻叫喚とはまさにこのような光景だろう。


 やがて原形を留めなくなった男たちの残骸に鬼たちは飽きたようで、血肉が飛び散る凄惨な現場から数歩下がる。


 ここで緑斎が柏手をひとつ。


 その瞬間男たちは元の姿で鬼たちに囲まれて、ある者は立ち尽くし、またある者は地面に倒れ込んでいる。しかし体のどこからも血が流れた跡はないし、手足も五体満足についている。


 実は緑斎が用いたのが幻覚を見せる術で、男たちは鬼に食い殺されると思い込まされていただけ。だがその効果が精神に及ぼす影響は絶大。死の恐怖に耐え切れずに男たちの半数は未だに白目を剥いて失神して、残りの半数は全身の穴という穴から色々垂れ流して言葉にならない何かをブツブツ呟いている。おそらくしばらくの間閉鎖病棟に収容しなければならないだろう。


 それにしても緑斎という男、このような高度な術を息をするように取り扱うのはいかなる理由だろうか?


 そのタネを明かせば、日本国内における神道系の最強の術者こそが緑斎その人。ちなみに安倍晴明を祀る神社が下賀茂神社。そして緑斎の姓は鴨川… ひょっとしたら緑斎並びに歩美の一族はその祖先を辿っていくと晴明の血を引いているのかもしれない。


 話は逸れたが、引き続きが緑斎は手を緩めずに、一番まともに意識を保っていそうな男に対して…



「高山義和とお前たちの組の関係は?」


「はい、組長の坊ちゃんです」


 これでようやく点と点が繋がる。やはり根本的な原因は義和にあって、この男たちは義和本人かその父親の命令によって重徳と歩美の拉致を企てたという背後関係が明らかとなる。



「そうか、では帰っていいぞ。二度のこの神社の境内に足を踏み入れるなよ」


「はい」


 虚ろな表情でひとりの男が立ち上がる。彼に続いて意識が残っている男が立ち去ると、残っているのが気絶している5名ほど。


 どうせ放っておけばいつか目を覚ますだろう… そう考えた緑斎は男たちを放置したまま式神を戻して境内の結界を解くなど、すっかり後始末を終えてから居室に戻っていくのであった。



   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



四條家のジジイがヤバい人間だと思ったら、鴨川家のお父さんも相当な人物でした。最強の武術家と最強の陰陽師に睨まれた義和の運命は…


この続きは出来上がり次第投稿します。どうぞお楽しみに!


「面白い」「続きが早く読みたい」「なんだかヤ〇ザの組織が丸々ひとつ潰れそうな気がする」


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