【Life is all right】
退職してから1ヶ月。
思ったより早く回復している自分に驚く。
けれども、どうしても自分を責める気持ちが蔓延る。
『こんなことになったのは自分が悪いからだ。』『こんな自分ではもう社会には出られないのではないか』と考えるほど、自己嫌悪が激しい。
そんな私を救ったのが、ゴールデンボンバーだった。
当時は、ゴールデンボンバーが好きだった私。
バリバリのビジュアル系なのかと思ったら、どこか笑いのセンスも混じっているところが素晴らしい。
いつかライブに行きたいと思っていたけれども、仕事をしている時はとても行ける状況ではなかった。
おまけに、『女々しくて』や『Dance My Generation』といったテレビで流れている曲しか知らなかった。
仕事を退職して時間に余裕ができたので、この機会に他の曲も聴いてみることにした。
そこで知ったのが、『らふぃおら』という曲。
『らふぃおらってどういう意味なんだ?』と思いつつ聴いてみると、2番目のサビが『今の自分に言ってるのではないか』と思えるほど心に刺さった。
※著作権の関係で歌詞の引用はできないので、興味のある方は「らふぃおら」の歌詞を検索してみてください。
人間誰しもつまずくことくらいある。
自分を責めることはない。
だから、この先のことは怖がることはない。
そんな強いメッセージが伝わってきた。歌詞を聞いた瞬間、急に元気が出てきた。
私は突っ走りすぎて、1度つまずいただけなのかもしれない。
人間、1回や2回つまずくことくらいあるよね。
自分を責めることなんてないんだ。
失敗したら随時修正する。
それでいいんだ。
ものすごく励まされた。
ちなみに、「らふぃおら」というのは「ライフイズオールライト」の略で、『人生は大丈夫』って意味である。
それに気づいたら、更に元気が出た。
見えない先のことを考えると不安しかないけれども、案外、なんとかなるかもしれない。
少しだけそう思えるようになった。
『らふぃおら』を作詞作曲したのは、ゴールデンボンバーのボーカル・鬼龍院翔さんだ。
私を立ち直らせてくれた鬼龍院さんには、感謝しかない。
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