【合いの手①】
Lさんは管理課副主幹が私に嫌味を言うと、ちょうど良すぎる
あまりにも管理課副主幹と息ぴったりで間が良すぎるものだから、
オレンジレンジさんの『上海ハニー』の出だしを完璧に歌えるのではなかろうか?と思えてならない。
※オレンジレンジさんが好きな方、ごめんなさい。
今、すごく気温が高くて暑い中で書いているものだから、どうしても「上海ハニー」を思い出してしまうのです。あぁ、懐かしい。
しょーもない冗談を書いてしまったが、Lさんの合いの手は私を苦しめた。
管理課副主幹の嫌味によって傷が付いたと思ったらすぐさま傷口に塩を塗られるから。
Lさんの合いの手というのがどんな雰囲気だったか伝わるように、事例を紹介させていただきたいと思う。
教育委員会全体の飲み会の時のこと。
管理課副主幹&Lさんペアと私が向かい合わせで座っているシチュエーションだった。
管理課副主幹「(私が)大学生の時、心理学をやってたみたいだけれども、俺の心で考えていることは読めるかい?(ニヤッ)」
Lさん「よ〜くわかってますよ(ニヤッ)」
会話の内容を読んだだけでは意味がわからないと思うので、背景を説明させていただきたい。
話は大学時代に遡る。私はこの町が実施していた奨学金を借りていた。この奨学金の担当が管理課だったそうな。
町からどんな勉強をしているのかを問うアンケートが届くので、毎年真面目〜に回答を書いて提出していた。2年目の時に心理学の授業を受けてたから、私はアンケートにそのことを記入したんだろうな。
管理課副主幹はアンケートに目を通したそうな。
さぞかし「格好のいいネタを見つけた」と管理課副主幹はほくそ笑んだことだろう。
そして、これが副主幹の言う心で考えていることだろう。
これらの経緯から上記の会話が展開されたというわけだ。
大学生の私が恨めしい。
あんなに真面目にアンケートに記入なんてするんじゃなかったよ!
大学生の私だってこんなことになるなんて全く予想できなかったのだけども。
「算数と英語の復習を授業で習っています。」って書いとけばよかったのかな?
こんなひとりごとを言ったって後の祭りであるが。
話を戻すと、Lさんの応答のタイミングは間髪入れずで正に合いの手のようだった。
私が教わった心理学は人の脳や認知のしくみばかりで、読心術など教わったことはない。
私と違って、Lさんは絶妙な合いの手だけでなく、読心術もできるようだ。
周りからも評判がいいのも、このように能力があるからなのだろう。
もちろん当時の私が上記のような言葉を言い返せるわけがない。(今も人を目の前にしたら何も言い返せないけども。)
管理課副主幹とLさんの言葉を飲み会中ずっと引きずっていた。
事例の1つとして上記の出来事を紹介させていただいたが、この事例は嫌な気持ちにはなっただけでパワハラと言えるのか自分でもよくわからない。
周りから見ると尚更パワハラなのかわからないかもしれないけども、言われた側はけっこう精神的にきつくて嫌な気持ちに苛まれる。
なので、管理課副主幹とLさんの事例をもう1つだけ紹介させていただきたい。
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