【《身の丈に合った》とは何か②】

友人たちはを基準にして就職先を選んだ。


バイト先の正社員になった友人は、大学の時から経験している仕事を続けることにした。


田舎の会社に就職した友人も、大学のサークル活動での経験を活かせる仕事をすることにした。


当時の彼女たちを思い出すと、《身の丈に合った》とは

【自分の持っているモノに合った】選択をすることなんだと思える。


彼女たちは就職先の仕事内容を把握して、自分の持っている経験ものでできると判断して職業選択をしたのだ。


彼女たちの選択に「名前が通っている」や「高い給料をもらえる」という基準はなかった。


一方、「名前が通っている」や「高い給料をもらえる」を職業選択の基準とし、仕事内容もぼやーっとしか把握しなかった私は《身の丈に合わない》仕事を選んでしまったのである。


今になって考えると、エントリーシート対策・グループディスカッションや面接対策・一般常識試験やSPI(※)、公務員試験の勉強etc...よりも先に【仕事をしている自分】をイメージするべきだった。


これから就活を始める方がいたら私はこう伝えたい。


「仕事内容を鮮明にイメージして、自分がその仕事をこなせるか。」を少しでも想像することは、採用担当者に気に入られようと必死になるよりもずっと大事なことだよ。と。




※SPIとは「総合適性検査」を意味する試験。

大手民間企業を中心に採用試験等に利用されており、就活生は必ず対策することになる。















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