第49話 【萌子SIDE】始まり
そろそろ良いかな?
あの神?の話では、あのままでも私を受け入れてくれるかも知れないけど…私だって女の子だもん、流石にあのまま汚いままじゃね。
だから、今まで遠くから見ているだけだった…
ポチとタマをペット以下に引き摺り下ろしてから、売春を止め、肌を焼くのを止めた。
私が売春をしていたのは繁華街だから、この辺りで知っている人は居ない筈。
不良のお姉さん達もナイフやブラスナックルを使ってボコったあげく、一番偉そうなのは沢山の男でまわして壊したから…もう大丈夫だよね!
『私達はお前に関わらない、だからもう関わらないでくれ』そう約束したから、うん安心だ!
それに、今の私は容姿が違うから、まぁバレないよ。
日焼けも止めて、うん我ながら白くて綺麗な肌だ。
髪もブリーチで抜けた色が戻るのと染め髪を戻して、昔の黒髪。
うんうん、まるで別人。
体は、う~ん結構Hな事していたせいか、かなり胸が大きくなっちゃった気がする。
これはこれで脱げばダイナマイトボディ? ボンキュッボンって感じで、グラビア女優にも居るから、悪くないよね…
ポチに入れられた刺青…これだけはどうしようもないな…畜生、あとで木刀でもしょわせるか!
しかし、良くあそこから『石砂高校』に入れたよね。
死ぬ程勉強したし…あははっもう勉強したく無いな。
これでようやく、私の大好きな『獣目の王子様』司くんの傍に行けるよね…
一番、邪魔なのは…三浦陽子。
調べた所…司くんの幼馴染らしい…本当に邪魔だ。
司くんを見ると、いつも傍に居る。
馴れ馴れしく司くんに触るし…いっそうの事…そう思ったけど…
様子を見ていると、本当に幼馴染みたいだ。
これなら、友達になった方が得だよね…
うんうん、此処から私の楽しい日々が始まるんだ…
あの神?様は言っていた…司くんが私の伴侶だって。
だから解らない。
男は全部クズにしか思えて無かったけど『司くんだけは違う』
男は皆、気持ち悪いし『抱かれて気持ち良い』なんて思った事は無い。
だけど、何故か司くんを思うと子宮がキュンとなる。
こんな事、今まで無かったわ。
イケメンにブサイク全部、男が嫌いな私が、司くんにだけキュンとするの…
「ハァハァ 司くん…」
私はどうなってしまうのかな…ただ愛おしくて、好きで、好きでしょうがない。
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