人生の美しい季節のまま、人として生きたなら晩年とも言える齢で自ら望んで逝けたのならば、それは彼女の選んだ寿命であるかもしれませんね……悲しいけれど、それはそれで良かったのかしら……。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
ミナには「悲しい女の子」を担当してもらいました。
思いのほか吸血鬼生活を楽しんでいるシンに、望郷の念を起こさせる必要があったので…。
ミナには、ルイといられて嬉しかったという気持ちと、あのまま人間として生きていれば良かったという気持ちが両方ありました。
最期は納得して逝きましたが…。
書いている時は、私もとても悲しく辛い気持ちになっていました。
丁寧に読んで下さり、ありがとうございました!
おもしろく読ませてもらっています!
失礼ながら、この物語の登場人物たちと、色々と自分の体験が重なるところがありまして……
・都心の大学に通っていた
・大学ではフランス文学と哲学を専攻
・バイト先はカフェではありませんが、小さなフランス料理屋で、「シンプルな白シャツに黒のパンツ&黒エプロンに身を包み、落ち着いた雰囲気の大人のお客さまにお給仕をする」仕事だった。
・そのフランス料理屋の車が「ハイエースのバン」で、借りて、都内を運転していた。
……吸血鬼には会わなかったですが笑、不思議な気持ちで読ませてもらっています。
美しい文章と不思議な展開に、この後、どうなっていくのか、楽しみです!
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
本当にたくさんの共通点がありますね。
すごい偶然です。とても嬉しいです。
私は、ヒロコと同じくイギリス文学を勉強しました。
同じ文学部でも、フランス文学専攻とイギリス文学専攻では、先生方の雰囲気が違っていたと感じました。服装の感じとか…(笑)。
学生も違っていたかな…?
少なくとも、アメリカ文学とイギリス文学の学生はちょっと違っていた気がします。
フランスの詩を読むのが好きです。
詩作品には森がたくさん登場するので、森の描写に役立ちました。
でも、読み深めていくと森の中でデートをしているんだということがわかってきて…。
結構、情熱的なデートでしたね(笑)。
丁寧に読んで下さり、ありがとうございます。
岸田森さんという俳優は存じ上げなかったのですが(検索はしました。かっこいいですね!)昭和ドラマの雰囲気が好きで、こちらの作品を楽しませていただいてます。
ミナの恋は報われず、苦しく切ない最期ですが、美しいですね。
シンさんの語りが素敵で、じっくり読みたくなる文章です。
どんなラストになるのか楽しみにしています!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
岸田森さんを検索して下さったのですね。
妖しい雰囲気が素敵ですよね〜。
この章は、シンに心境の変化を起こさせるための、とても重要なお話でした。
ミナは、とても可哀想な女の子にしてしまって申し訳なかったので、一途で純粋で綺麗な印象を持たれるように頑張ってみました。
丁寧に読んで下さり、ありがとうございました!
続きも読んで下さっているようで、とても嬉しいです。