キャンプデート③
私と由香里はお昼ご飯を食べた後、テントの中で身体を交わらせお互いに汗を全身に掻いていた。私の股からは午前中よりも酷く濡れており今日の夜どうなっちゃうんだろう、なんて考えながら由香里にお掃除をしてもらっている。
ある程度拭き外へと出ると日が落ちてきてた。今から買い物をして晩御飯の準備していると遊ぶ時間は無さそうだなと近くのスーパーへ歩き由香里と話していると、
「大丈夫だよ!夜の遊びも残っているから!」
「由香里はいつも私でしてて楽しそうだよね…たまには私もしてみたいんだけど」
「美波ちゃんが私の身体を求めていると…」
そういった由香里は足を止め、なぜだか期待に胸を躍らせているような眼をこちらに向けてきていた。私にされるのも好きだったりするのかな?
「ねぇ由香里。私にされるの期待してる?」
「うん!週4くらいでしてもらい位には期待してる!」
私が思っているよりも期待されていることに驚きを隠せないが、期待にはこたえたいところだ。私の指では奥まで十分に届かないが頑張るしかない。
そんな話をしながら、私と由香里はスーパーにつき買い物を済ませる。由香里がバーベキューと言ったらマシュマロだよね!と2袋もかごに入れていたがそこまで食べられるのだろうか少し不安なってきた。
「もう結構いい時間だよね…美波ちゃんもう準備始めちゃっていい?」
「うん、私は野菜切っておくね」
「はーい、じゃあ私は明かりのランタンを~」
由香里は今日持ってきていたお洒落なランタンに火をつけて焚き火台へ足を運んでいた。私も由香里の背中を少し見た後、野菜などを食べやサイズに切り始めお肉と野菜を鉄串に刺していく。
すべての準備が終わると由香里も準備を終え、椅子に座って私の事を見ていたようだった。準備中たまに熱い視線を感じ由香里を方を見ると軽く手を振ってくるので素直に可愛いと思ってしまう。料理の時は危ないからと躾けたおかげかこのように少し離れたところから手を振ってくるようになったのだ。
「それじゃ由香里、焼いていこうか」
「待ってました!もうおかなペコペコだからね。よければ美波ちゃんも食べたいな」
「由香里お昼からあれだけしても足りないの?」
「美波ちゃんは別腹だからね!」
私はデザートか何かなのだろうか?そう思いながら準備していたものを焼いていく。私は焼肉のたれ、由香里は塩で味わう。どちらも好きだがここは好みもあるだろうなと由香里を見ていると美味しそうに食べていた。
「ねぇ、美波ちゃん明日の予定だけど午前中ちょっと泳がない?水着持ってきてるからさ」
「え、うんわかった。午後はどうするの?」
「午後は食後に運動して家に帰って運動してご飯食べて運動しようかな!」
「私、体力持たないよ…」
由香里は無尽蔵なのではと思えるほどに体力お化けである。この前1日中した後でもちょっと散歩してくると言って2キロくらい走ってきたのだとか。どうして帰宅部なのだろうと疑問に思いもするが、私が一番の原因だから何も言えない。
由香里の体力の事を考えていると、由香里はデザートのマシュマロに手を付けていた。私もマシュマロを手に取り串にさし、焼いていきいい頃合いで口の中へ。
「ん、おいしい!」
「美波ちゃん、私のはチョコは入ってるからこっちも食べない?」
「食べたい!」
「ふふっ、じゃあはい、あーん」
由香里の言っていた通りマシュマロにはチョコが入っていた。表面は熱いのに中のチョコは温まっていないのか、若干冷たいがおいしかった。これでチョコが熱いとやけどしていたかも知れない。
お互いに食べさせあい、由香里は満足したのかテントの中へ。私はテントに入っていく由香里の背中を見ていると触らなくても分かる程に股が湿っていくのを感じる。
「私も期待してるのかも…」
私の呟きもつゆ知らず、由香里はテントの中からあるものを手に持って私の下へと戻ってきた。
「由香里このひざ掛け何?」
「んっとね、今日はもう少し外で起きておこうかなって。外だと寒いでしょ?」
そういった由香里は私の隣に椅子を置き私の膝にひざ掛けを掛け、お湯を沸かししばらくするとミルク入りのコーヒーを差し出してきた。さっきまで食べていて気にならなかったが、日が落ちてくると体を撫でる風が冷たいのがわかる。
「ねぇ由香里、もしかして暗いからって外ではしないよね?」
「ん?うんしないよ。今はただ美波ちゃんと星が見たくて…」
「星…?」
そう由香里が言うと私に向けていた視線を上へと向けた。由香里が空を見上げるのにつられ私も見上げると、そこには満天のキラキラした星空が浮かんでいる。
「綺麗…」
「美波ちゃんに喜んで貰えるかなって計画してたんだ」
「由香里…」
星は普段見ないからすごく綺麗に見える。でもそれは星だけではないのだとこの時の私は気づいていた。だって、ランタンの光に照らされる由香里の横顔は星にだって負けないくらいに綺麗だと感じたのだから。
たまに自分の欲の為じゃなく私を楽しませるために行動してくれる由香里に私は感謝の気持ちを込めて頬にキスをするのだった。
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